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第1話

はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・。 先ほどから、絶えず聞こえてくる、嬌声。苦しいのか、それとも快楽に溺れてきてるのか、呼吸が荒くなっている。 ここはいったいどこなのか、そして、今は朝なのか、それとも夜なのか。それすら分からない。 あたりまえだ・・・。俺はここに連れられてからずっと、目隠しをされている。必死で目を開けていても、暗いものしか見えない。さらに、ベッドなのかわからないが、両手、両足が拘束されているのが分かる。必死で動かしていても、繋がれている鎖の音がジャラジャラと響くばかりだ・・・。 いったい、誰がなんで、俺なんかをこんな目にあわせてるんだ・・・。 俺が発声している嬌声が荒く、小さくなると、突然、機械の音が大きく室内に響いた。 ヒ、ヒィっ!!!ヤメテッ!!胸が吸われてっ!そこ、もう吸わないでっ・・・・!! 俺の胸に装着されているであろう吸引機の音が大きくなり、吸引が始まった。 それと、同時に、俺の後孔に入ってるバイブがまた作動し始めた。 アッアッアッあぁ・・キモチイイ!乳首が痛いけれど、キモチイイ!!もっと吸って!!あっ、アナルもキモチイイ!!もっと、刺激してぇぇぇぇぇ!! イキタイイキタイ!イキタイ!! しかし、それはいくら願っていても無理だった・・・。そそり立つ自身のそれに、細工がされているらしく、先ほどからの刺激で、逝ったと思っていても、出している感覚が無かった。 お願いだから・・・。ださせてっ!!いかせてぇぇぇ・・・・ すると、ドアが開く音が聞こえた。そして、部屋に入ってくる靴の音が聞こえてくる。俺のすぐそこに近づいてきてるんだろう。段々と、音が大きくなってきた。 すると、俺の耳に、聞こえるようにささやく声が聞こえた・・・。 「君が悪いんだ・・・。君が・・・。貴方が私以外の生徒に愛想よく話しているのが、嫌でした・・・。だから・・・。貴方が、他の誰かにとられるくらいなら・・・。だったら私が・・・。私が・・・。貴方の心と体を支配して、私以外、誰も愛せないように・・・私好みの体にするだけです。。」 この声は・・・まさか・・・朱雀すざく先輩!? そう、この声の主は俺が憧れている、生徒会副会長の、朱雀先輩だった。しかし・・・でも、なんでっ!!朱雀先輩が俺に酷いことを・・・ 「翠すい・・・。あなたが、初めて生徒会室に来た時に、私に向けて微笑んでくれましたよね?たあの笑顔。まさに、あれは、天使だと思いました。あぁ・・・。あの素敵な笑顔・・・。天使のようなほほえみ。あの笑顔は、私だけが独占したい・・・。でも・・・貴方は、沢山の人にあの笑顔を見せてましたよね・・・。それが・・・納得いかなくなったんです。だから・・・。」 「「朱雀先輩っ!だからって、俺をこうしなくっても・・・」」 「翠、でも貴方は、いつでも笑顔を見せるでしょう?」 「「そ、それは・・・」」 「だから・・・それが我慢できなくなった。翠、あなたの笑顔を独り占めにしたかった・・・。だから・・・こうして、私だけのものっという証を、体に刻み付けてるんです。 翠、イキたいでしょ?イキたいですよね??それ、外してほしいですか?」 外してくれるのか・・・これを・・・。 イキたいっ!!もう、乳首と、後孔の刺激で、俺のそれも、限界を迎えていた。 「「朱雀先輩っ・・・俺・・・、もう限界ですっ!!だから・・・外してくださいっ!!イカせてくださいっ!!!お願いしますっ!!!」」 「翠、だったら、私がどうしてほしいか、分かりますね??私のこと好きって言ってくれますか?」 「「好き!!朱雀先輩すきれす!!だから・・・はずしてくださいっ!!」」 「あぁ・・翠が、泣き叫びながらでも、私のことを好きだと言ってくれてる。こんなにうれしいことはないです!さぁ・・・翠・・・。今、目隠しも、すべてはずしてあげますから、盛大にだして、乱れてください!」 「「あ・・あ・・・あぁぁぁぁぁぁぁイクッ!!イクッ!!!朱雀先輩っ!!!!」」 俺は、そのまま盛大に精液をぶちまかして、気をうしなった。 数時間後・・・。 目を覚ました俺は俺の体が綺麗になっているのに気がついた。すると、ドアがあき、再び、朱雀先輩が姿を現した。 「翠、目が覚めましたか?」 「「朱雀先輩・・・。」」 「翠、酷いことをしてすみませんでした。いいわけに聞こえるかもしれませんが・・・。信じてもらえるかどうか・・・。でも、これだけは、本当です。私は・・・。翠、貴方を愛してます。だからといって、このような・・・。翠を傷つけるようなことをしてしまって・・・。私は・・・。貴方を愛する資格はないですね・・・。」 「「朱雀先輩。顔を上げてください」」 「翠・・・。」 「「確かに・・・。俺は先輩に、こう、性的な、酷いことをされましたけれど・・・・。でも・・・。先輩・・・。俺、先輩のこと、好き・・・です。」」 「翠・・・」 「「ほら・・・朱雀先輩っ♪泣かないで下さい!(ニコ)」」 「あぁ・・・。翠の笑顔・・・。やっぱり・・・天使だ・・・。こんな・・・独占欲が強い私が・・・。翠を・・・好きになってもいいんですかっ!???」 「「もちろんですよ♪ 確かに・・・。監禁されて、酷いことをされましたけれど・・・でも・・・。それは、朱雀先輩が・・・俺のことを好きだということからだったんですよね??だったら、今後はこういうことは一切ナシですよ??先輩と・・・こ、恋人になるんですから!!」 「翠・・・。ありがとう・・・。」 こうして、俺と、朱雀先輩は恋人関係になって、学校中で有名になるくらいのラブラブな、バカップルになりましたとさ。

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