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番外編②初めてのお正月
{喜んでもらえるように}
2017→2018・お正月
クリスマスが終わった二日後
僕はネットでお節の作り方を
検索して練習した。
二人に内緒で。
大晦日の深夜、
静棋さんと
珀斗君が寝たのを
確認してから
キッチンに立ち
下拵えをした。
初めて作るから
沢山は無理だけど
何種かは頑張って覚えた。
【筑前煮】、【紅白なます】、【お雑煮】
ついでに【黒豆】も煮てみた。
その他は何時もの夕飯で
作るような物を何種か作った。
まぁ、料理自体は得意だから
そう、苦労はしなかったけどさ(苦笑)
元旦の朝、早く起き
仕上げにかかった。
準備が整ったところで
寝室で寝ている静棋さんと
客室で寝ている珀斗君を
起こしに行った。
リビングに来た
二人はテーブルに乗っている
お正月料理を見て驚いていた。
『静棋さんおはようございます、
珀斗君、おはよう。
二人とも
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします』
『おはよう。
明けましておめでとう。
こっちこそ宜しく』
「父さんおはよう。
愁聖さんおはようございます。
明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします」
挨拶も終わり
三人でテーブルについた。
「美味しいです」
よかった。
『来年は一緒に作らないか?』
静棋さんが
そんなことを言ってきた。
『本当ですか?
嬉しいです♬*゜』
楽しみができた。
今年はいい一年に
なりそうな予感✿*:・゚
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