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番外編②🌱お正月も君と。

2018→2019・お正月 クリスマスから一週間経ち 今日はお正月。 二人とも、実家には帰らなかった。 この年になると帰る度に 彼女はいないのか、嫁はまだか 早く孫の顔を見せろと 両親や親族達が煩い。 依織も同じようなことをぼやいていたな(苦笑) 同性しか愛せない僕達は 天地がひっくり返っても 両親や親族に子供の顔を 見せることはできない。 廿楽や御坂は帰っているだろう。 僕が“男”と付き合っていると話すだろうか? まぁ、それはそれでかまわないが。 『蒼昊、考え事ですか?』 お正月料理を並べていた 依織が心配そうに訊いてきた。 『ごめんごめん、何でもないよ』 誤魔化すように笑い、 耳元で囁いた。 『実はね依織を抱きたいけど 夜は長いなぁって考えてたんだ♡*。』 僕の言葉に耳を抑えて 足早に自分の席に向かった。 可愛いなぁ。 依織がいてくれれば それだけで幸せだ。 二人で向かい合わせに座り、 録り溜めていた番組を見ながら 食事を始めた。

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