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第11話
「さて、いよいよ崇君の品定めをしよう」
「はぁ」
「服を脱いで」
「ええッ!?」
敏樹は、自分が言ったことに何の疑問も抱いていないようだった。
顔色一つ変えずに、ベッドに腰かけている。
「早く」
「はい……」
お坊ちゃんの有無を言わさぬ迫力に押され、崇は制服を脱ぎだした。
「靴も、靴下も、全部脱いで」
「は、はい」
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