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第3話
「さて。佐々木。なんでお前は今日、呼び出されたか、記憶にないのか?それと、俺に言わないといけないことあるんじゃないのか??」
「え?記憶に無いんですが・・・。」
うん、俺、先生に呼び出されるようなことをした記憶が無いんだけど・・・。
「そうか・・・。ならしかたがない。佐々木、お前、こないだのテスト、早々と終わらせて、用紙の裏に、何か書いてなかったか?箇条書きのようなメモのようだが・・・。」
「あっ・・・。」
「孔の中に、試験管が、1本、2本、3本と入ってくる。徐々に入ってくる俺の中が広がっていくようだった・・・。もっと、入れてほしい。そそり立つ俺のアレは出したくてしょうがない。先生の手で抜いて欲しい・・・なんだ?このメモは・・・。佐々木、テストだというのに、こんなことを書いていたのか?いけない子だな。」
そう、俺は、腐男子で普段からこういう妄想をしているのだ。自分の孔に、試験管入れたら何本入るのかな?とか・・・。そういう妄想をメモして、趣味で小説を書いてあげている、腐男子BL小説家でもあるのだ。もちろん、そういう趣味があるというのは誰にもばれてなかったのだが、この日、早くテストが終わってからいつもようにシチュエーション妄想を暇つぶしに書いていたのだが、メモを書き終わってから少し寝ていたら、いつのまにかテスト終了1分前になってて、裏にメモを書いていたことを忘れていたのだ・・・。
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