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第20話

 伸~♡、と隼人は伸を抱き寄せた。  近づいてくる、唇。  伸は、今度はよけなかった。 「隼人……」  二人の唇が重なり、すぐに舌を絡ませた。  ひんやりと冷たい、隼人の舌。 「ふふっ。アイスクリームみたい」 「なぁ、もっとキスしよ」  たっぷりと時間をかけて、互いの唇を、舌を、歯を咥内を味わった。

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