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第5話
二人の加勢を得て、ドレアグラは得意げに胸を張る。
「まぁ、俺様に抱かれれば、どんな女も泣いて悦ぶというものよ!」
単純に機嫌を治したドレアグラ。
だがそれでも、ヴアルの厭味ないびりは止まらない。
彼もまた、ひどく酔っているのだ。
「ほほぅ。そこまで言うなら、お前さんのペニスはどのくらい大きいのかね?」
「これくらいかな!」
袖をまくり、ドレアグラはその太い腕に力瘤を盛り上げさらに太くしてみせた。
周囲からは、その見事な筋肉に対する称賛のどよめきが上がったが、ヴアルは両手を拡げてひらひらと振って見せた。
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