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第3話

そんなことを考えているうちに達也は迷いなくどんどん俺に近づいてきて 「よぉ、直己。高校の卒業式以来だな。」 俺の思考は完全に停止していて返事をする余裕もなかった。 「どうした?直己?おーい。」 気がつくといつの間にか達也の顔が目の前にあった。 「うわっ!」 俺はあわてて達也から距離をとった。 「そんな驚くことか?笑」 目の前でもう二度と会うことがないと思っていた相手が笑っている、、、 「お、お前なんでここにいるんだよ!?別の大学に行くって聞いてたんだけど?」 「あー、、俺もホントはそのつもりだったんだけどやっぱり直己と離れるのは寂しいなって思っちゃってさ笑しかもこっちのほうが家から近いし!」

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