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第10話

「ち、違うよ!俺はそんなつもりで言ったんじゃないし。それに綺麗だとは思うけど俺のタイプは違うってお前がいちばんよく知ってるだろ?」 創始があまりにも的違いなことを言うからびっくりした、、、 そこでふと達也のことを思い出して暗い気持ちになった だいたいどうして俺の行く大学にわざわざ来るんだよ、、 そんなことを思いつつも嬉しいと感じている自分に腹が立つ。高校卒業の時に達也のことはすっぱり諦めたつもりだったのに そんな直巳の心情に気づいてか創志が 「まぁ、お前のタイプは小さい頃から達也だもんな、、ってどうしたよいきなり暗い顔して、、、まぁ気持ちはわからんでもないけど、同じ大学に入学してきちまったんなら諦めるしかないだろ!それに学部が違うんだからそうそう会うこともないだろうしな!」

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