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従兄弟が通う会員制の高級サロン。 名を連ねるお歴々には驚愕する。 従兄弟は神格化されていた。 今も昔も圧巻の美人。 何も知らずに同じ匂いを感じて相談した。 「どう頑張っても女は抱けない」 「そうか」 話を付けてくれた。 一族の責務は果たすが、跡目だけは優秀な係累に譲る。 従兄弟には頭が上がらない。

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