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従兄弟が通う高級サロン。 そいつは会員の顔ぶれを知らない。 だから疑いを向けた。 「そっちじゃない、俺らの方だ」 相手を探しに、通りにいたか。 従兄弟のあとを付けてサロンに辿り着いた。 確信はなかったはずだ。 ?マークでわかる。 それでも写真の美人は従兄弟を思わせた。 晒すには、それで十分だった。

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