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あいつを目で追ってはいない。 視界から消えたのはあいつの方だ。 可愛い同期も気付いていた。 「ぱっと向きを変えられる、嫌われた?」 まさか。 同期が凄いのは直接聞きに行くところだ。 だから後ろから声を掛けろと助言した。 逃げられないように。 「俺、何かした?」 「ごめんなさい」 謝ることか? バカな!

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