「あぁ、直人。はぁ、はぁ、あぁあ！」 　仰向けで抱かれているので、彼の表情まで手に取るようにわかる。 　眼の色を変え、夢中になって僕の体をむさぼる直人。 　震えるほどセクシーだ。 　今まで見たことのない直人が、ここにいる。 「あ、直人。僕も、出そう！」 「一緒に」 　直人の穿ちが厳しくなった。 　梓の開いた脚を掴む力が強く、痛みがにじむ。 「あッ！　ああッ！　イく！　イッちゃう！」 　梓が吐精するとほぼ同時に、直人もまた吐き出していた。 　熱い滾りで、直人の体内が満たされてゆく。 「はぁ、はぁ、うおぉお！」 「え、まだ！？」 　抜かずの二発ヤッたにも関わらず、直人はまだ元気だ。 　ずんずん腰を挿れてくる。 「や、直人。もう、ダメ。死んじゃう！」 「あと一回。あと一回だけ！」 「あぁあん！　また感じてきちゃったぁ！」