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第9話

「私は普段は人間に近い形をしているが、本来は、巨大な白蛇、蛇神として、この地域を守る役目をしている。だが、近年、この地域は、私の存在をおろそかにしており、私はすごく怒っていたのだ。この村の平和を守るならば、生贄をよこせと・・・。しかし、村の連中は生贄を出すことすらせず、あきれておったところだったのだ。それならば、私自らが、生贄となる人物を探してこようではないかと・・・。人間になり、少し人々の記憶をいじり、大学教授となって、私好みの生贄を探していたのだ・・・。その時だ。尚也、お前を見つけたのは。私の講義を真剣に聴き、そして、興味のある眼差しで私を見つめていた。あぁ・・・彼こそが、私が捜し求めていた、生贄なのだと・・・。」 「ちょっと、待ってください!!教授!!生贄って言われても、俺、死にたくないですっ!!これ、はずしてくださいっ!!」 「ダメだ。お前は、私に選ばれたのだ。お前をどうするかは、私が決める。そうだな・・・。まずは、そのかわいらしい体の開発から始めるとするか・・・。白蛇。尚也の体をを開発せよ・・・」

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