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第1話
「っふ…んぅ……っ♡りょう…っ」
思わず甘い吐息が漏れる。
こんな事、絶対にしてはいけないのに——。
そう思いながらも俺は誰もいない放課後の教室で密かに想いを寄せている立花 涼 の机に自分のモノを扱きながら擦り付けるように自慰をしていた。彼に犯されるのを想像しながら。
体が熱くてどうしようもなかった。いつもより何故か感度も良い。いけないことをしていると分かりつつも背徳感からか俺の興奮は高まるばかり。まだ自身の指しか入れたことのない後ろの蕾も段々と物欲しそうにヒクついてくる。
「…っあぁ…イきそう…」
そう思って自分の昂りを扱く手を早めたときだった。
—ガラッ
!?!?
突然ドアが空いたかと思うと1人の男子生徒が中に入ってきた。
「山名 先生…?なにしてるの?そこ俺の机なんだけど?」
「た、立花…。」
あまりに突然のことで驚いた俺はズボンを上げることすらせずに固まってしまった。
「まさかとは思うけど…もしかして先生俺のこと好きなの?いつも素っ気ないくせに?」
「…ぅ、あぅ…」
動揺してしまいうまく声が出せない。
こんな姿、1番見られなくない人に見られてしまった。軽蔑されただろう…。
恥ずかしさと惨めさで今にも消えてしまいたかった。
「ふーん…。」
立花の冷たい視線が突き刺さる。
(あぁ、終わった…。)
どんな暴言を浴びせられるかと覚悟していると涼の口返ってきたのは意外な言葉だった。
「手伝ってやるから最後までしろよ。」
そう言って立花は俺のほうに近づいてきた。
「へ…?ちょ、なに言って…」
こっちへ来たかと思うとあっという間に俺は机の上で仰向けにされ、脚を広げて押さえつけられていた。なんとか抵抗しようとするも、思うように力が入らず逃げられない。立花の顔が俺の雄に近づく。
「…いやっ、み、見ないで…」
俺の昂りはこんな状況だと言うのに萎えるどころがどんどん硬くなってくる。
「山名先生ってこんなに変態だったんだ?俺に見られて興奮してんの?」
「やっ…ちが…」
本当は先程は達せなかったので今にもはち切れそうだ。出したい。出したい出したい。
そう思っていると涼が俺の雄に触れてきた。
「っあぁぁ…んんっ」
握られただけなのに思わず甘い声が漏れてしまう。
「俺にここ、触られるの想像しながら1人でシてたの?こうやって…」そう言いながら俺の雄をゆるゆると扱き出す。
「やっ、ち、ちがう…っ」
口では必死に否定するものの、俺の体は欲していた刺激に悶えてしまう。
「…へぇ?こんなに気持ちよさそうに濡らして俺の手に絡んでくるのに違うの?もうドロドロじゃん…」
既に俺の鈴口からは透明な液体が止めどなく溢れている。ゆるい刺激がもどかしい。もっと強く擦って欲しい…。俺はさらなる刺激を求め、無意識に腰を浮かせて立花の手に擦り付けていた。
「うわ…先生エロすぎ。そろそろイきそう?」
そう言って彼は手の動きを早める。
「いやぁ…っ♡」
あぁもうだめだ、そろそろ達してしまう—。
そう思った時、彼は手の動きをピタッと止めた。
「……ふぇ?な、なんで…。」
「だって先生が嫌だって。先生の嫌がることはしたくないし。」
そう言った彼の口元はニヤついていた気がした。
「そんな泣きそうな顔で見ないでよ。ねぇ、先生。どうして欲しいの?」
「い、イかせて…。」俺は消え入るような声で必死に懇願する。
「なぁに?そんなんじゃ聞こえないよ。どうして欲しいかちゃんと言って?」
「うぅ…。いじわる。」
恥ずかしいけれど、そんな事よりも俺の頭の中は今すぐ精液を吐き出すことでいっぱいだった。
「…た、立花のおっきい手でお、俺のをいっぱい擦ってイかせて下さい…。」
「ふっ。素直な先生可愛いよ。」そう言って彼は俺の今にもはち切れそうな雄を力強く扱く。
「っはぁぁぁぁんっ…♡」
ずっと待ちわびていた刺激に思わず腰をくねらせて悦んでしまう。
「先生、気持ちいい?」
立花の手が敏感な鈴口をぐりぐりと刺激してくる。
「き、きもちっ…んんっ♡」
「どこが気持ちいの?」
「お、おちんちんっ…きもちいっ立花の手で擦られるのきもちいっ…」羞恥心よりも快楽を求める気持ちが勝ってしまい淫語を口走る。そして俺はそのまま彼の手の中で果てしまった。
「いっぱい出たね…先生のこと見てたら俺もう我慢できなくなっちゃった。」
そう言って立花は自身の雄を露わにした。
血管が浮き出て凶暴そうなそれを見て思わず俺は息を呑んだ。なんて大きいんだ。触りたい。ずっと夢に見ていた立花の屹立を前に俺の理性は吹き飛んでしまった。
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