蒼は俺に俺は汚れてないと言った。 自分が上書きしてくれると言った。 嬉しかった。 こんな俺を見ても嫌わないで居てくれる。 だから、もっと欲しいと思った。 上書きなんかじゃ足りない。 それは蒼も同じで、蒼に「いいか？」と聞かれた時俺は微笑んだ。 蒼の全部が欲しい。 蒼は俺を気づかうように優しく口付けをした。啄む様なキスから何度も角度を変えながら、そして、俺の唇を少し舐め俺が口を開けると口内に舌が入ってくる。 「んぅ…んんッはぁ…」 キスに夢中になっていると蒼の手がお腹を撫で胸まであがってきた。 蒼の手が俺の乳首に触れクリクリと弄り出す。 「ふんぅぅッ…んぅんッ」 「そ、蒼ッそこ…もッやだぁ…」 俺がそう言うと「じゃあこっちか？」と言って上半身にあった手を下半身に下ろしていく。風呂からタオルだけで来たから勿論下着を身につけている訳もなくて既に少し反応しているそこを蒼は優しく触れ扱かれる。 「ふぁッ…蒼…ッそぅぅ…」 俺は蒼の手に自分の白濁を出した。