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部室で【輪姦/無理矢理/ヤンデレ】
先輩が怪我をしてマネージャーに転向したのは俺たちが入部する前の事だったから、実際のプレーがどうだったのかは知らない。
ただ、マネージャーとしての考え方とか姿勢を見るに、体格には恵まれていないとは言え、どんな選手だったのかはなんとなく想像がついた。
華奢な体のくせクルクルとよく働く先輩の事をよく目で追っていた。
だから気づいてしまった。
先輩と同学年のエース、先輩の幼なじみらしいそいつと話す様子が他と違う。
そう気づいてから、いつも最後まで部活に残っている彼が実はエースを待っている、もしくはその逆か、と思い至った。
それからは二人のことが気になって仕方なく、自主練後に最後まで居座ってから部室を出た後に頃合いを見計らって部室に戻った。
そこで見てしまった。
先輩とエース、あいつがキスしてた。
決定打に心臓の奥が凍えるような感覚がした。
どのくらいそこに立ち尽くしていたのか、体感時間は長かったが実際にはそれほど時間は経っていなかったように思う。
部室の中から睦み合う声が聞こえてきた。
目の前が赤くなった。
清廉で高潔な人だと思っていた。
だけどその幻想は打ち砕かれてしまった。
睦み合う声は喘ぎ声に変わり、いやらしい水音が聞こえてきた。
絶望とはこういうことか、と思った。
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翌日からはがむしゃらだった。
ありありと目に浮かぶあの日の光景を振り払うためにバットを振った。
走っている間だけは無心でいられた。
忘れたいけれど原動力になるなら忘れずにいたかった。
忘れず、糧にして、強くなる。
スマホの写真フォルダに入ったあの日の画像がそうさせてくれた。
強くなって、あいつを超える。
そしたらオレはーー
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熱かった夏が終わった。
先輩たちの引退とともに、自分の代のチームが始まった。
エース兼主将。
オレが手に入れた肩書きだった。
肩書のおかげで、夏を目前にした頃から引き継ぎを名目に先輩と接する機会が増えていた。
先輩の部活に対する気持ちを本人の口から聞けた。
知れば知るほど、尊敬が募るそれとともに相反するドロドロとした気持ちも募っていった。
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短い夏休みが明け、新チームが始まった。
マネージャーがいないオレたちの代を心配して、先輩は部活によく顔を出してくれた。
素直に嬉しかった。
あいつがいなくても、こうして部活に来てくれる。
やっぱりこの人は、自分が憧れた先輩だったんだ。
もうこの頃にはあの日の事を思い出す事はなくなっていた。
いつ、どうやって、どんな顔で気持ちを伝えよう。
そんな風に思っていた。
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先輩が部活にぱったりと顔を見せなくなった。
エスカレータ式の学校だから受験勉強も無くて暇だって言ってたのに。
そんな時、風の噂であいつが付属とは別の大学に推薦をもらったと聞いた。
この前見かけた先輩の浮かない顔が浮かぶ。
あいつは部活を引退して髪も伸び、女子と楽しげに話すところをよく見かけるようになっていた。
あの日の気持ちを思い出す。
ずっと燻ってたドロドロとしたものが腹の底から溢れ出る。
不意にスマホの中の‘原動力‘を思い出した。
部内で素行の悪い数人に声をかける。
先輩には話がある、と連絡を入れた。
あっけないほど簡単に舞台は整った。
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「センパーイ。お久しぶりでーす」
「な、なんでお前らまだ居るんだ?自主練……ってメンバーではなさそうだな。それよりあいつ知らないか?話があるんだけど」
「キャプテン兼エースっすか?さあ……」
ニヤニヤした笑いが気持ち悪い。
人数は二人。にじり寄ってくるから思わず後退りしてしまった。
「てか先輩、この画像、身に覚えありますー?」
そう言って見せられた画像に背筋が凍った。
「なんで、なんで、これ……」
震えが止まらない。
「マネージャーとして先輩が熱心なのは知ってたけど、まさか性欲処理までやってくれるなんて、頭あがんねぇっす」
絶望とはこういう事か。
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散々いじくりまわされた乳首はジンジンするし、アナルを出入りする硬いモノは中を無遠慮に突きまくる。
握らされた棒から出た生臭い液体が頬に塗り込められる。当て付けられるモノはなお硬さを失わない。
「あー、ッイイ……」
「お前いつまでヤってんだよ。早く回せって……!」
「あぁっ、……っく、ぅあっ……!」
抜き差しが一層速くなる。
「……っあ、イクわ、……ッ!」
宣言と同時に覆いかぶさられる。
直に注れる感触に肌が粟立つった。
「お前、終わったんなら速く退けよ」
ヌロヌロと動きながら荒い息を整える後輩に静止がかかった。
「おお、オレのおかげでふわとろだぜ」
尻穴を広げる手をつい乱暴に払って睨みつける。
「おーこわ」
「お前ので汚れたのに突っ込むとか嫌だわ。オレはゴムつける」
そう言って先ほどとは違う感触が押し入ってくる。
意識とは反して身体は容易くその侵入を許す。
「じゃあオレはこっち」
頬が掴まれてドロドロのモノを目の前に突き出される。
「っやめ……!」
「イイのぉ?そんなこと言っちゃって。先輩“達”推薦で大学決まってんすよね?」
あの画像が出回れば全てが終わってしまう。
差し出されたモノに手を伸ばす。濡れたモノを絞って気持ちだけでもきれいにしてから先っぽに口をつけた。
「あー、そうそう素直でカワイー」
でもヌルすぎ。
そう言って髪を掴まれて頭を固定された。
「っん、んーっ!」
息をつく間も無く腰を顔に打ちつけられる。
息ができない。
「あー、イイ、わー……」
「っうわ、えげつな……っ」
そう言いながらも尻を突くモノはさらに硬く速くなった。
「んっ、んっ、あっ、んむぅ、んっ」
「ああ、もう、いきそ、」
「イケイケ、あ、先輩もいっとこー」
オレのものが握られて、容赦なく擦り上げられる。
「ん、プハツ、あ、ああっ、ああんあぁ……!」
「……ッウ、」
「ああッあぁ……!」
「おーヤってんなー」
「まじ?うわ、もう始まってんのかよ」
「出遅れかよー、誰だよ一服してからっつったのー」
射生後の余韻に霞がかかった脳内に新たな人間の声が響く。
絶望の先がまだある事をこの悪夢がまだ続く事が教えてくれた。
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代わる代わる後ろも口も右手も左手も。
いつになったらこの悪夢が終わるのか。
もう何周したかも分からない。
何度目かの絶頂とともに意識を手放した。
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「……!……!」
声が聞こえる。
身体も何かに包まれていて、なんだか安心する。
「……ンパイ!センパイ!」
「……ん、ーー?」
「はい……!そうっす!ああ、もう、誰がこんな事……!」
白濁にまみれたオレの体にも厭わず抱き上げられてる。
「オレ、オレが呼び出したからこんな事に……!」
「違う、違うよ。オレの身から出たさびってんだ……」
オレ男だしこのくらい大丈夫だから、と厚い胸板を押そうとしたところで、さらにきつく抱きしめられる。
「オレが守ります。こんな事誰にも二度とさせません」
最中には凍てついていた目頭が熱くなる。
目を閉じて、いつの間にか頼もしくなった背中に手を回した。
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