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ある地下の一室で。

漆黒の扉は、黒い鉄で造られた蔦を巻きつかせたようなデザインをしていた。鍵は中からも外からもかけられる構造になっている。 その重い扉が開くと、パッっと壁に埋め込まれたランプがつき、下に繋がる階段が現れる。 その先の一室。鉄格子の出入り口がある一辺に、他三辺は黒一色の壁で、床は黒のカーペット。中央には、キングサイズのレース付き、真っ白な天蓋ベッド。 ベッドの上には、この部屋の主人と少年。 「ーーッ、んはっッ、あッ」 グチョッ ズッ パンッ グッ パンッ 「いぅっ はぁ んっ あぅん あーー… ィヤァァァ あんッ んッ ッッ ーーあ゛ッッ…」 りん__りん____ 少年の縋りつく声に鈴音が小さく呼応する。 少年に思考する力はもうないが、、最後にどうしてこんなことに、、と思ぅ。。。

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