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教えて!先生っ 17

 しっとりとしたそれが指の間の柔らかな部分をくすぐって、体の奥の何かを引きずり出されそうな気がして慌てて振り払った。  ちょっと傷ついた顔をしたのは、たぶん 出鳳の方。 「だからっ  そのっ  え、っちなこと、したらまずいからっ」  ヒタ相手ならいくらでもセックスとか言えるけれど、生徒相手にそんなこと言えなくて、詰まりながらもそう何とか返した。 「エッチじゃないよ、気持ちいいことしたんだって」  逃げた手を掴んでそれに口づけてきたのは凰珀だ。 「教師と生徒がそう言うの、まずいんだって」 「でも、せんせーが教えてあげるって」 「俺たちに学べって言ったんだよ?」 「へ?」 「「俺たちに気持ちいい事教えてくれるって言ってた」」  α二人の視線に晒されて……  言ったか言ってないか覚えていない言葉にがんじがらめになって……言葉に詰まったのがいけなかった。  咥内を犯されているのに同時に胸を舐められるなんて経験は初めてだ。  あ、いや、意識がある時には初めてだ。 「あっ  あ、ぁん」  両方から来る刺激に本能は抗えず、服に押さえつけられて痛みを訴える股間を開放したくてそろりとそこに手を伸ばすと、どちらのか分からない手がそれを押しとどめて小さく笑った。 「焦らすんだって教えてくれただろ?」 「我慢した方が気持ちいいんだって?」  唇の間に繋がった細い銀色の涎の糸がぷつりと切れるのを見ながら、そんな意地悪を言わないでくれとぐずぐずと声を上げて首を振る。 「じゃあ、上に乗って、ち〇こ擦り合わせるのしよ」 「じゃあ、俺はま〇こ解すね」  体位を変える際も、双子のどちらかの手が必ず体のどこかを愛撫していて、快感が途切れる事がない。  じりじりと真綿で包まれて追い詰められて行くような快感の与えられ方に、オレの精神はぐずぐずにされて突けばあっさりと堕ちてしまいそうだ。  風を感じる屋上で……生徒と性器を擦り合わせている。  しかも背後では、長い指が遠慮なく皺を広げて奥を冷たい空気に晒して…… 「ぁ   つめた   」 「大丈夫、温かくしてあげるから」  そう言って凰珀はちゅっと尻たぶにキスをしてきた。 「ぅんっ!」 「せんせーここも敏感?」 「違う!せんせーはこっちが好きなんだよ!」  凰珀の言葉に対抗するように、出鳳がしっかりと立ち上がった長大なブツでオレのナニの裏筋をくすぐる。 「ぁ ぃ、んっそこっ はぁ  」  自分の声が甲高く澄んだのが分かった。  それと同時にこぷりと合わさった先端から雫が溢れ出してしまったことも……    「キモチイイ?せんせーいい匂いする!」 「ふかふかした優しい甘い匂いする!」  二人の息遣いが耳元でして……

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