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Dog eat Dog 11
ぐぃーっと尻たぶを引っ張ってやると、薄暗い中でもオレを健気に受け止めているソコがはっきりと見えた。
「な ん、ぁ あっみ、見ないでくださいっ や、やめれ やめてください 」
か細く上がる声が野太いのを無視すれば、端から見たらベンチでおっぱじめたただの男女のカップルに見えるのか?
まぁ女の方が男の足を抱え上げてる段階で完璧におかしいけどな?
ぬる と腰を引くと、大沢のナカが物欲し気に追いかけてきて、入り口がぷちゅりと音を立てる。
「は はは、そんなにコレ、気に入ってくれました?」
「ぁ、あっ ぁ゛ 」
乱れたスラックスの間から大沢の先走りが垂れ流されている所を見るとまんざらでもないし、その目は快楽を追おうとして必死だ。αらしい立派な逸物を反り返らせていると言うのに、なんの意味もないなんて……笑える!
ワイシャツを開けさせた中に手を突っ込んで、他の場所とは違う肌質の部分を探り当ててやると、大沢は一瞬はっとしたような表情を見せた後に戸惑うように緩く首を振った。触らないで と言う意思表示にも思えたが、同時に後ろのアナがきゅっと締まってオレを攻め上げたところを考えると、そんな箇所で感じる自分に戸惑いを覚えた が、正解かもしれない。
ぐじゅ……
αのアナはΩと違って勝手に濡れてはくれないから、ローションを時折足してやらないと……
「ふ ふ、きもち?」
ナカのコリコリとしたところを突いてやりながら、ローションの袋を傾ける。赤く艶を含んで張り詰める先端に落ちるようにワザと冷たいローションを垂らしてやると、「ひぅ 」と情けない声が上がって、その音の耳ざわりの良さに腰がゾクゾクと震える。
太腿に小さく赤く腫れている箇所がある、それはオレに覆い被さってきた来た時に刺した注射の痕で……体の痙攣に合わせて震えているように見えた。
「ぴゅっぴゅっしちゃう?」
「ゃ 、で、な、 薬打ったのに……ぁ、ぅ んっ ん゛ っっ」
意地悪をするように天を剥く長大なモノを、ローションで出来た筋を通ってつぅ っと撫でてやると、顔を真っ赤にして目に涙を溜めて、困惑を滲ませた顔でオレに縋りついて来る。
「で、出ない で 」
「出る出る、ほら、オメガチンコにオンナノコスイッチ押されて、タマん中の赤ちゃんの元、ぴゅってしちゃお」
体が大きいからか前立腺も奥にあるようで、奥を目指して腰を突き出してやると、その度に「ひぃ ひ 」と喉から何とも言えない声が零れていた。
「オメガに犯されるだけのメスになっちゃおうよ?ほーら、出るよ?出るって!頑張れ頑張れ」
「や、ぁあ でな、いぃ 」
いい加減堕としてやりたかったせいもあって、オレの手じゃ回り切らない大沢の竿を握り締める。
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