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第28話

「でもここじゃ……」 「見つかったら追い出されるだろうな。けどこの間、自分だけイって俺を放置した分……してくれるよな? さっさとイかせてくれたら大丈夫だから」  シオさんがベルトを外し、デニムパンツの前を寛げた。その奥の水色のブリーフパンツは、すでに前部分が膨らんでいる。前のスリットを指でずらし、そこに俺の手を導いていく。  指先が触れれば覚悟はできた。ソファーの上に膝をつき、斜めに座ったシオさんの股間に顔を埋める。取り出した雄は僅かに蒸れた匂いがしたが、思い切って先端から口に含んだ。 「んん……」  大きい。  俺が舐めたことで興奮が増したのか、口の中で雄が大きく膨らんだ。歯を当てないように舌を動かしながら様子を伺っていると、シオさんの手が俺の頭を押しぐっと喉の奥まで咥えこまされる。  喉を突きそうな苦しさで涙が滲んだ。

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