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出会い

「ふぇ…」 ふと聞こえた声に眉を顰める。 まさか、と思いつつ近くにある木箱の中を覗くと、大きな青い瞳をうるうると潤ませこちらを見つめる赤子がいた。 その赤子が幼い頃の自分と重なったような気がして、俺は着ていた上着を脱いでそっと包み、抱き上げる。 一一この子は俺が助ける そう心に決意して。

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