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第79話

「うーん…」 俺は今迷っている。 何にかって? オムライスだよ。 いつもならデミグラスソースを食べるんだけどメニューを見たらホワイトソースにきのこがトッピングされてるものなんかあって… どれも美味しそう… あっ、ソースじゃなくてカレーがかかってるのもある… うわー、美味しそう! メニューをめくる度に目を輝かせて美味しそうと呟く。 えっ、どーしよ、選択肢が増えていく… 俺は迷いに迷ってデミグラスソースとホワイトソースの2つまで絞った。 んー、あー、えー、迷う… いっその事2つ食べる…? でも入らないかな… んー… ここはやっぱりいつもと違うホワイトソースにしようかな… デミグラスソースはまた今度! よし、決定! 「決まったか?」 「うん、デミグラスソースのやつ!」 「わかった」 俺が決心した所で匡が声を掛けてくれた。 俺が悩んでる間待っててくれたのか申し訳ない… 「すいません、デミグラスソースとホワイトソースのひとつづつ。あとサラダも付けて下さい。」 「かしこまりました。少々お待ち下さい。」 店員さんを呼んで頼んでくれた。 てか、え? 「ホワイトソース!?俺もそれと悩んでたの!1口ちょーだい!」 「うん、そのつもり。」 「えっ、悩んでたの知ってたの?」 「見てたら分かるよ。」 バレてたらしい… まぁ、これで俺は両方食べれる!

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