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【第41話】有夏独白・お風呂をめぐるあれこれ(裏)(8)
自分のパソコンに、いつの間にか紛れ込んでいたフォルダ。
何だろうと訝しんで開くと、そこにあったのは自分の部屋の画像。
そこに得体の知れないモノが映り込んでいる。
ゾッとするだろう。
この部屋に一体ナニがいるのだ。
そう考えてパニックに陥るに違いない。
「カンっペキだ…」
有夏は画像をデスクトップにピン留めした。
画像名は意味深に「×××××」だ。
早く発見しろ。早く、早く。
そう念じながら早5日──。
やけに無口な有夏は5日待った。
それは執念以外の何ものでもない。
※
そして、その時は訪れる。
案の定「キャア―」と叫んだ幾ヶ瀬は、怖くてお風呂に入れなくなってしまったのだった。
面白いような面倒臭いような反応に思いは複雑だ。
そして有夏も気付いた。
レポートをすっかり忘れてたことに。
達成感と虚しさ──天秤にかけて傾くのはどちらだろう。
「有夏独白・お風呂をめぐるあれこれ(裏)」完
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