49 / 65
第五章・10
「ここ、イイのか?」
「あっ、あッ、ヤだ。あぁ、あ。気持ち、い……ッ!」
「不感症、治ったのか?」
「かも、しんない。あ、もうダメ。来て、早く!」
雄翔はスキンを着けると、ローションで潤った都の内に慎重に腰を進めた。
「痛かったら、言って」
「ううん、大丈夫。あ、はぁ、あ。あぁあん!」
背を反らし、都は雄翔の全てを受け入れた。
奥まで挿入った彼は脈打ち、熱い。
それだけでも、都は感じて先漏れの体液を零してしまった。
「う、動いても、いい?」
「うん。お願い」
ゆっくりと引き抜かれる雄翔のペニスが、都を逆立て狂わせる。
「あ、はぁ、あん!」
「だ、大丈夫か?」
「平気だから、少しずつ速く動いてみて」
「解った」
雄翔は、ぎこちなく抽挿を始めた。
都は、彼に抱かれる悦びに震えていた。
ともだちにシェアしよう!