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29.後輩と同級生に襲われて

 俺と岡がキスしている間に安田がシャワーを浴びに行き、戻ってきた安田と入れ替わりに岡がシャワーを浴びに行った。俺はその間安田とキスをし、岡が戻ってきてから中を洗浄しに行った。  社員旅行をきっかけに俺のセックスライフは大きく変わってしまった。アナニーに興味を持ち、試してみたらはまってしまったというのもそうだったが、岡に出会い惚れて、我慢できなくなってしまったことが直接の原因である。岡も俺を好きだと言ってくれたが、きっと俺があんなあほなことをしなければ想いは秘めていたに違いない。そう考えると今の情況は全て自業自得だ。睡眠薬を盛って岡を襲った時点で常識がどうのとか俺に語る資格はない。  だから俺はこのまま流されてしまうつもりでいる。  俺をどうこうできるのは岡と安田で、最悪二人に捨てられたとしてもしかたがない。もちろん長年の親友を失うのは嫌だし、せっかく惚れた恋人にフられると考えただけで涙が出てしまう。そうしたらまた尻穴の疼きをアナニーで慰めるしかないのだろう。つーかあんなにでかいのでずっこんばっこん掘られてるのにアナニーだけで満足できるんだろうか。  中を念入りに洗浄し、どきどきしながら岡の寝室に戻った。 「お、来たな。じゃあ俺の上に乗れ」 「は?」  安田は岡のベッドに腰掛けていたが、俺が部屋に入ると枕と逆の方向に仰向けに寝転がった。 「先輩のおちんちんを安田さんの口で可愛がってもらうんですよ」 「え、えええ?」  ベッドの脇に控えていた岡がそう言って俺を安田の顔の前に誘導する。 「ほら、乗れよ」  安田の腕に引っ張られ岡に押されたことで、俺は安田の身体の上に覆いかぶさるような形になった。安田は俺の腰を抱えると位置を調整し、ぱくり、とまだ勃ち上がっていない俺自身を口に咥えた。 「ああっ!?」  驚いて顔を上げれば目の前に安田の太くて長いイチモツがある。俺も舐めたりしないといけないだろうか。 「先輩は何もしないで喘いでいてくださいね」 「え?」  後ろから岡に言われ、俺は首を巡らせた。岡は俺の腰を掴み、尻たぶをくぱぁと開いた。 「あっ!?」  俺自身が安田の口でしごかれているというだけでも十分気持ちいいのに、岡はあろうことか俺の尻穴をべろべろと舐め始めた。 「あっ、あっ……」 「二人がかりでされるの、気持ちいいでしょう? いつもはさすがにできませんが、たまにはこうして二人で可愛がってあげますね」  俺の腰は安田と岡にがっちりと固定され、じゅぶじゅぶと安田の口で俺自身がしごかれ、尻穴を岡の舌先で暴かれる。 「あっ、あっ、あんっ、ああっ……!」  もう腰が蕩けてしまいそうなほどで、俺は安田の上に倒れていることしかできない。安田はとっととイケとでも言わんばかりに俺自身を容赦なく吸ったり舐めたりする。岡は普通の人よりは長い舌で俺の中を舐めまわし、最初から俺を啼かせた。 「先輩のここ、ひくひくしてますよ。本当にえろい穴ですよね」  尻穴を舐めながらそんなことを言われて、俺はすぐにイッてしまった。 「あっ、あっ、イクッ、イクからっ、離し、てっ! ああああっっ!」  安田はゲイではないはずだ。いくらなんでも口内射精はまずいと腰を引こうとしたがかなわず、俺は安田の口内にぶちまけてしまった。 「ぐっ……」 「や、安田、早く出せ!」  俺は慌てて吐き出すように言ったが、安田は俺の子種をごくんと飲んでしまった。 「うええ……」 「まずい。こんなのを女は飲むのか。たいへんだな」 「いや、好んで飲む人はいないと思う。あ、んっ!」  そもそも飲むものじゃないし。って、岡も舌を抜いてくれたと思ったら指二本を突き入れてきた。 「岡、智を仰向けにするぞ」 「はい」  岡は俺の尻穴をぐちゅぐちゅとこねてから名残惜しそうに指を抜いた。安田が俺の身体の下から這い出し、俺を仰向けにする。そして俺の足を広げ、岡が再びローションをまぶした指を尻穴に突き入れた。 「ああっ……」 「乳首って育つもんなんだな」 「ええ、元々は授乳の為にあるものですしね。なんで男の身体にもついているのか疑問ですが」  二人はそんなことを言いながら、今度は俺の乳首に吸い付いてきた。 「ああんっ!?」  男二人の頭が俺の胸の上にあり、乳首を舐めたり吸ったりし始めた。 「いっぱい大きくして、ここだけでイけるようになりましょうね」 「ケツマンと同時にいじられて感じるとか、まんまメスだな。せいぜい俺たちを楽しませろよ?」 「やっ、乳首だめっ!」  尻穴を岡の指でぐちゅぐちゅとほぐされながら両方の乳首を舐め回される。確かにこれは複数でないとできないことだろう。舌先で乳首をつぶされたり、舐められたり、乳輪からちゅうううっと吸われるのがたまらなく気持ちいい。なんの生産性もない乳首だが二人が気に入ってくれたならそれでいいと思う。いつのまにか岡の指は三本に増やされ、そろそろもっと大きいのがほしくなってきた。 「あっ、あっ……岡っ、安田っ、してっ、してぇっ……」 「何をするんですか?」 「何がほしいんだ?」  こんな時にとぼけないでほしい。もう尻穴が疼いてどうしようもない。 「あっ、お前らの、ちんちん、俺の、尻に……」 「先輩のえっろい穴どうしましょうか?」 「ケツマンに俺のちんちんを入れてほしいのか?」 「うん、入れて、くれ!」  恥ずかしがってもしょうがない。俺は全身を真っ赤にしながら、二人のイチモツを求めた。 「もう少し慣らしたら、まず安田さんに犯してもらいましょうね」  岡はそう言いながら俺の尻穴に今度はディルドを突き入れてきた。 「あああんっ! やっ、やだ、早く……」 「智は欲しがりだな。しっかり慣らして俺のでたっぷり感じろよ」 「ひぃああんっ……」  ぐりぐりとディルドで中を広げられながら乳首をこねられる。触れられていない俺自身はすでに勃ち上がり、ふるふると震えている。  これから安田のを受け入れてがんがんに突かれたら、きっと俺自身は触られなくてもイッてしまうのだろう。想像しただけで俺はぶるりと震えた。  俺、やっぱりスキモノかもしれない。

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