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第2話
「ふわぁ…なんか懐かしい夢見たな」
「おはよ。理苑」
愛しい君がそっと口づけた
「何か嫌な夢でも見た?眉間のシワすごかったけど」
俺の眉間をそのしなやかな指でぐりぐりしながら君がつぶやいた
「親に捨てられたときの夢見た」
そういうと君は自分のことのように哀しそうな顔をした
「でもさ捨てられてよかったよ。じゃなきゃお前と出会えてないし」
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