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第50話

そのときだった。 ドカーンと大きな音がして家具が倒れてきた。それは無情にも俺たち側へ向かってきた。これは…間に合わない…せめて…ソラと二人だけは…そう思ってみんなを抱く角度を変え倒れ込む 倒れた衝撃と共にさっき開けた入り口が閉ざされてしまった 「っ!」 クソっ…これ…俺はもうだめかもしんねぇ…動けない…腕もズタズタに傷がついてしまっていて血液が流れ出しているのがよくわかる… どうする?どうすればみんなを助けられる? 二人は俺が来たことで安心しきって気を失ってしまい自分の足で逃げた出すことはできない どうしよう…

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