1 / 1

第1話

「勃起しちゃった」 スウェット越しの臀に当てられた股間は優介(ゆうすけ)の言う通りしっかりと熱を持っていた。 何も考えていないような顔をしているくせに下半身の方は随分と情熱的なようだ。 洗い物ですっかりと冷えてしまっていた手を、テントを張ったそこへ持っていくと優介が小さくびくんと跳ねた。スラックス越しだから冷たくはなかったはずだけれど。 布を二枚隔てていてもわかる熱さ。熱をぎゅっぎゅっと握ってやれば優介の血色の薄いくちびるから色っぽい吐息が漏れた。 「すっげぇ、ガチガチ。そんなに俺とセックスしたかったの?」 「したかったよ。会社にいる時も樹輝(いつき)のことしか考えてなかった。樹輝の寝顔思い出して勃起しかけたよ」 甘い顔をしているくせに、口から溢れる言葉はひどく卑猥だ。しかしそこに胸が苦しくなるほど興奮する。 つられるように勃ちあがったちんこが痛い。優介との行為を期待するアヌスがひくんと疼いた。 一度密着を解き優介と向き合う形になる。 優介の瞳は静かに潤んでいて、確かな欲情を感じた。俺の好きな瞳。 ずり下がり防止用の紐を解いてスウェットをパンツごと一気に脱ぎ捨てる。 完全に勃ちあがったちんこは物欲しそうにヨダレを溢し、今か今かと刺激を望んでいる。 俺を見る優介の瞳に、暴力的な光が灯った。 口角を上げながら食卓に腰掛け、右脚を持ち上げる。優介の前に、自身のはしたないアヌスが晒されていると思うと戦慄きを抑えられなかった。 何も言わず俺を見守っているだけだった優介がベルトを外しながら近づいてくる。 派手にカチャカチャと鳴るのが気に入って、優介の誕生日に贈った少しお高いベルト。俺の淫乱的な嗜好を知ってか知らずか、優介はやけにゆっくりと、それでいて派手にベルトを外していく。 少々重いベルトは、手を離せばずり下がる。スラックスから覗くパンツはちんこの形に膨らみ、カウパー腺液で色を濃く染めている。 「ローション、いれてあるから、はやく」 手を伸ばして強請るように言えば、先程までゆったりと動いていた優介が性急に飛びついてくる。 器用に自身のパンツを下ろした優介ら凶器と化したちんこを俺のアヌスへと突き刺した。 ローションを仕込んでいたといえど、平均より大きめな優介のちんこは窮屈そうに半分あたりで脈打っている。 俺は苦しささえも快感に変換して、優介のちんこを思い切り締め付けた。 ただでさえ窮屈なナカがいよいよ一切の隙間なく、性器と化した。 「は、は、凄い。樹輝のおまんこ、ぎゅうぎゅうだ。こんなでもかんじてるんだ。嬉しい。おれも樹輝のおまんこで気持ちよくなりたい、な」 言いながらすごい勢いで優介のちんこが奥へと突きつけられた。隙間なんてなかったはずのそこに優介がすっぽり入り込んで、入り口から行き止まりまですべてをぎゅうと刺激する。 俺は行き過ぎた快感に喘ぎ、目の前の優介にしがみついた。 優介はまだ動いていないのに自身のアヌスの蠕動だけでいらやしく感じてしまう。 杭のような灼熱のちんこをしゃぶり勝手にきもちよくなって、俺は甘く絶頂を迎えた。 「あ……あぁぁ……」 「ああ、いっちゃったの、樹輝。おれもきもちいいよ、こうして入ってるだけでも樹輝がきゅんきゅん締め付けてくれて凄くきもちいい。」

ともだちにシェアしよう!