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番外編:ルイもしたい②
コンコンと控えめなノックの後、ドアが開かれて結城が顔を出した。
「お待たせ。」
寝巻き姿の彼だが、髪はまだ少し濡れている。
「こっちおいで。」
結城をベッドに招き、足の間に座らせると、首にかかっているタオルを取る。
頭をタオルでワシワシとする。
結城は黙ってされるがままになっていた。
「ん。乾いたよ。」
結城の首にタオルを戻すと、結城はこっちを振り向く。
「ありがと。」
そう言って静かにキスをされた。
「ん…」
もう一度唇を重ねると、今度は舌を入れられる。
十分に口の中を堪能した後に離され、糸ができる。
「…なに?えらい積極的じゃん。」
歯を見せて笑って意地悪をする。
でも結城はそれを意地悪と捉えず、コクンと素直に頷く。
「だって、久しぶりだもん。」
待てないと言うように、俺の手を結城の太ももに誘導される。
耳元で呟かれた。
「慣らしてきたから、もう入れられるよ。」
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