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第3話

今現在、私は有名名門私立男子高校の一年の生徒です。 お祖父ちゃんや父さんに似たのか、勉強は何でも器用にこなしています。 ……運動は少しだけ苦手ですが 特に勉強は、直ぐに頭の中で理解が出来ていました。 (こんな簡単な問題で、よく赤点がとれますね……) 私にはそのことについてのほうが理解が出来ませんでした。 家柄のせいで。 名前のせいで。 容姿のせいで。 そのせいか、私には今まで友達と呼べる人が全くいませんでした。 (これなら、あのままでも良かったのでしょうか) こんなこと考えるなんて、自分でも馬鹿だと思います。 私は中学から学校に通いやすい、お祖母ちゃんが残してくれた別宅に住んでいます。 ですが、本宅の方もお祖父ちゃんやお父さんは仕事でほとんど家には留守にしているらしいです。 ……家政婦や家政夫はいますが、夜の私の家はとても静かです。 お祖母ちゃんがいない別宅でも、私は淋しいものでした。

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