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第3話「寝なくても恋」、静かなBL作品を1ツイート以内で創作

「喧嘩に負けなくても、怪我したら意味ないだろ?」 夜。 病室での独言を聞いているのは、窓から僕たちを眺める月だけだと思ったのに。 傷つき、倒れたはずの海斗が笑う。 「でも、亮を守れたから」 「莫迦」 包帯だらけの海斗の手をとって僕は誓う。 今夜は僕がずっと傍で守るから。 「君はもう眠れ」

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