5 / 36

第5話「届かない背に向けて」、切ないBL作品を1ツイート以内で創作

「待てよ!亮!どこにも行かないでくれ!」 海斗の叫び声で目が覚めた。 眠る海斗は届かない背に向けて、必死に両手を伸ばしてるみたいだ。 どんな夢を見てるのかな? やがて海斗は目を覚まし、僕を見つめてただ泣いた。 僕は海斗の涙を拭って、抱き締める。 「大丈夫。僕は、君を置いては行かないよ」

ともだちにシェアしよう!