＊＊＊ 「あぁぁ…──また、いく…っあぁ」 「いいよ。何回でもいって」 「んぁ、あ──…」 「もっと陽斗のこと見せて」 何度目かの絶頂に体を震わせて、がくがくと痙攣する陽斗の体ごと抱き寄せた。 コンドームをつけていたのは最初の何回かだけで、またダメだと言われたにも関わらず自分の証を刻み付けたい一心で、何もつけずに奥へ奥へと自身を打ち付けている。 陽斗の後孔からはローションと俺が出した白濁が混じって粘着質な音をたてながら溢れだし、腹は陽斗の先走りと白濁で濡れていた。 「っ……んっあぁ、も…んぁ……」 背後から腰を使うと陽斗の上半身ががくりと崩れる。 頭を床につけてうなだれる姿は息を飲むほどに煽られた。 尻を掴みながら腰を使い、今度は覆い被さるようにして背中に吸い付き跡を残し、前に手をまわして陽斗の勃ちあがったものを扱きながら腰を振れば、中がぎゅーっとすぼまってくる。 「陽斗、好き……好きだよ」 「か、ずおみ…あぁっ！」 手のひらで先端を刺激しながら、耳元で囁いた。 「陽斗、いっていいよ」 陽斗の耳を甘噛みすると、体をびくびくとしならせて、また甘い声が漏れる。 「あぁあ、あぁ！ あ…───」