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第7話

土日はバイト三昧だった 俺は近所のスーパーで品出しのバイトをしている 最近ニュースで買い占め問題が毎日のように流れてて、少なからず俺のバイト先にも影響があるのかいつもより忙しかった そのおかげで全身筋肉痛でバキバキだ 若いからって理由で重い物ばかり陳列させられるんだ ちっその分時給上げてくれって感じだよ だから次の日の学校はかなり眠くてしんどい事が多いんだ 授業中に何度か居眠りしたり午前中の体育が地獄だったり普段からボーッとしているけど更にだらけてしまう そんな感じで過ごしていると、あっという間にまた金曜日がやってきた バイトは休みだけど孤独の金曜日。別名俺のゲームDAY 今日はイヤホンも忘れず持って来たぜぃ 貸出カウンターに座ったと同時に直ぐにゲーム機の電源をONにした どうせ誰も来ないし…… 学校終わって帰れない事以外は楽な仕事だよなー図書委員って 外の光が画面に反射するからカーテンを閉めた これで良し でもだんだん眠たくなって…… 『…………』 ゲーム機を持ったまま俺は眠ってしまっていた 『んん……』 ガタンッ 『んっ……ん?』 何かが落ちた音で目が覚めた 『……ああっ!ヤバっ壊れてないよな??』 慌ててゲーム機を拾い上げ、色々確認した。あとセーブが消えてないか確認した 良かった。壊れてない……ってか俺何してたんだっけ? ウトウトしながらやってたからどこまで進めたのかよくわからなくなってしまった ってか今何時だ? ……げっもうこんな時間! 時計は18時を少し過ぎていた 余り遅くなると職員室に残っている先生に注意されてしまう。変に思われてゲーム機も見つかれば没収されてしまう!それは阻止しなければいかん そう思いまた慌てて図書室を出た やべっ鍵閉めなくちゃっ .

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