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第1話
暴力描写(グロ)あります。
ダメな人は回れ右
殺して欲しいと願ったのは少年だった。
化け物はその願いを叶えてくれた。
引きちぎられていく同級生達の手足。
千切りながら化け物はそれをうまそうに食べた。
バリバリと。
何故か頭だけは食べなかった。
床に転がる5人の少年の頭。
そして、少年に代償を求めた。
お前をもらうと。
血まみれになった教室の、同級生達の頭が転がる中で、少年は化け物に犯されたのだった。
「本気じゃなかった!!」
少年は叫ぶが、紙でも破るかのように制服が破られていく。
巨大な、2メートルは超える化け物の太すぎる腕は少年を片腕で押さえこんでしまう。
「本当殺すなんて!!」
「本当に現れるなんて!!」
「思わなかったんだ!!」
少年は叫ぶが、化け物は耳を貸さない。
裸に剥かれた少年の身体を、大きな舌で舐め始めた。
小さな。
自分でも触ったことのなかった乳首なんかを。
熱い舌の感触に怯えた。
自分も喰われるのかと。
「食べないで!!」
懇願したら、化け物は笑った。
「喰わない。ぶち込んで、味わいはするがな。5人分だ。一人につき五回は出すからな。お前は好みだから・・・特別だ。他のやつなら食う」
化け物は楽しそうで、その意味はわかった。
いや、もうとっくにわかってた。
服など着てない化け物の、その恐ろしいものが、怒脹し、そびえ立っていたからだ。
考えたくなかっただけだ。
「・・・死ぬなよ?お前は可愛いから、殺したくはない」
化け物は人間とは違う顔立ちで言った。
歪みひきつり、膨れあがったその顔は恐ろしいとしか言えなくて、その顔にある厚い唇が開かれ、巨大な舌がまた、少年の乳首を舐め始める。
ぴちゃ
ぴちゃ
熱い舌で舐めまわされ、気持ち悪くて怖くて泣いた。
音を吸われて、噛まれて、そこが熱くなる。
でも、怖い、気持ち悪い。
「嫌・・・」
涙を流すが許されないのはわかっていた。
同級生達は。
頭だけになって、床に転がりこちらを見ている同級生達も、泣いて懇願しても喰われたのだ。
「可愛い。乳首が勃って、腫れてきたな。怖すぎて気持ちよくないか。大丈夫。お前は気持ちよくなれる」
醜い顔が耳を噛みながら、囁いてくるが恐怖しかない。
耳をくいちぎられないか。
そればかりを考える。
目を見開き、身体を硬直させ、震えるだけの少年に化け物は低くわらった。
「怯えきって可愛いな」
そして、どんなに顔を背けようとしてもゆるされず、唇を塞がれた。
生理的な恐怖。
熱い舌はボコボコとした突起があり、それが気持ち悪い。
口の中にながれこんでくる唾液にゾッとして掃き出したいけど、吐きだせなない。
飲み込んだ。
飲んでしまった。
喉を焼き、胃を焼く。
強い酒みたいに。
酒。
そう。
くらり
視界が歪んだ。
その前から化け物の顔は歪んではいたけれど。
ブツブツとした突起のある舌が、少年の小さな舌を擦った。
舌の細かい繊毛を、突起物が逆立てる。
逃げようとしても、擦られ、絡まり、擦られる。
呻いた。
なにかが股間にきた。
頭を押さえつけられ、舌を噛まれて、吸われた。
舌に甘く歯が沈む感じが何かの餓えみたいに甘かった。
注ぎ込まれる唾液を夢中で飲んだ。
甘くて。
熱い。
欲しい。
口の中をブツブツで舐められ、喉奥近くまで巨大な舌が入るのが良かった。
舐められる。
口の上顎の、そこ。
そこがボコボコのある舌舐められたなら、何故か身体が悶えてしまう。
抜けていこうとする舌が嫌で、自分から吸って噛んだ。
でも、抜けてしまう、
嫌がって泣いた。
「ほら、可愛いもんだ」
化け物は低く笑った。
醜い姿はもう気にならない。
ただ舌がほしい。
自分から舌を突き出し、強請る。
「ここも一緒にな」
囁かれ。胸を摘ままれた、
熱を帯びていただけだった、乳首は今は痛みと同時に何かを伝えてきた。
股間に直接伝わるようなソレを。
摘ままれ、潰された。
痛みが甘い。
それが信じられない。
また、舌が口に与えられ、少年は自分からその舌に自分の舌をこすりつけた。
気持ちいい。
まるで舌が性器になったみたい。
いや、舌も乳首も、今は性器だ。
だって、こんなに気持ちいい。
摘ままれる痛さと潰される甘さ。
手の平でもまれるようにして乳首を転がされる、甘痒さ。
喉の奥で喘いだ。
無意識に腰を振っていた。
自分から舌を擦り付けた。
性器を擦り付けるオナニーみたいに。
そして、熱い唾液を夢中で飲んだ。
舌が抜けたのを許したのは。
化け物が性器を手で擦り始めてそれどころじゃなくなったからだ。
敏感になった身体にそこはあまりにも強烈過ぎた。
「嫌・・・ぁ、ああっ!!」
叫ぶが、それはもう本当の恐怖じゃない。
本当の拒否じゃない。
「お前。アイツらが殺される時にイったんだな。出した後がある」
その大きな手で擦られたなら、簡単に達してしまって、とめられない。
出してもやめて貰えない。
そう、床に並ぶ同級生達の前でイった。
彼らが千切られる時にイったみたいに。
あの時もイった。
見てるだけで。
怖くて。
逃げたくて。
でもたまらなく気持ち良かった。
自分を虐めたアイツらが。
蔑み、バカにし、哄笑したアイツらが。
自分達は高位なのだと思っていた連中が引き裂かれるのは。
気持ちよかった。
見るだけでイけた。
「お前は、可愛い。お前の醜さは可愛い。お前はだから気持ちよくなれる」
ささやかれる声に、納得した。
ブツブツだらけの舌で性器を存分になめられ、味われた時には、デカイ口に含まれ甘く吸われた時には、
少年はただの淫らな肉塊になっていた。
ひくん
ひくん
ふるえて感じるだけの。
どれくらい溺れていたのか。
終わらないあまさの中に。
もう出ない
そう思った。
でも、穴を舐められ、またイった。
穴に大きな舌が入ってきてもまたイった。
「死んじゃう・・・、死んじゃう・・・」
少年はすすり泣く。
今は巨大な指で犯され擦られ、広げられていくのを無抵抗に受け入れていた。
いや、腰まで揺らして喜んでしまったくらいだ。
でも。
その巨大な。
それ。
舌と同じように突起物が無数にある、巨大な性器。
それを身体を起こされ、子供みたいに持ち上げられ、背後から挿れられようとした時には、叫んだ。
「そんなの入らない!!入るわけがない!!」
それは。
確かだった。
それは。
人間に入るサイズじゃない。
だが。
許されるわけがない。
ないのだ。
「ゆるされるわけがないだろ」
「無理だな」
「オレたちだってだめだったんだ」
床に転がる同級生達も言った。
首だけになって。
「入らなくても挿れるんだよ」
化け物のその声は甘かった。
絶叫した。
引き裂かれた。
千切れる音がした。
でも。
でも。
甘かった。
「ほら、根本まで入った」
甘く言われた。
血を滴らせる穴に挿れたまま。
貫かれ、力などなくなり、気絶しかけた身体を揺さぶられた。
プチプチと引き裂かれ、脹壁をつきやぶり、腹の中をかき混ぜていく。
「くひぃ・・・くがぁ」
少年は呻いた。
でも。
甘かった。
苦しくて痛くて、辛くて熱くて。
甘かった。
ぐちゃぐちゃになった内臓に、出されるのも気持ち良かった。
内臓を濡らされたかった。
「可愛いぜ。お前本当に」
化け物はさらに貫き、何度も出した。
少年はそれでも。
もう射精はしてなくても。
それでも達していた。
脳が痺れていた
腹の皮をとうとう貫かれ、腹を突き破った性器に射精されても。
甘かった。
「うがっ・・・くぅ・・・てぃひぃ」
喘ぎ続けた。
舌をだらりとたらし、ただ痙攣しつづけ、イキ続けていた。
「気持ち良くて良かったな。オレたちは苦しかった」
同級生の頭が言った。
化け物はころした同級生一人につき五回射精した。
つまり。
15回。
そして、性器を抜くと、自分の血の海の中でまだ死んでいない少年の頬を優しく撫でた。
「死ぬのか。可愛いかったのにな」
最後のキスは、契約以外のものだった。
少年は小さく息を吐き、動かなくなった。
化け物は優しく少年の身体を横たえた。
死んでしまったが仕方ない。
契約だったのだから。
化け物はどこかへきえた。
END
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