30 / 30
甘い時間⑦ ※※
玄関のドアがしまった途端、西野は俺に抱きついてキスしてきた。
「んんんんんっ!!西っ…んっ」
「やだ…勤っ、ちゅ♡…やだあ、ちゅっ♡…好きだよっ…誰にも渡さないっ…んちゅ♡…っ♡…」
「西野待てっ、ちゅ♡んんんっ♡」
会話する余裕すら与えない激しいキスを繰り返す。
「西野じゃないっ、清貴っ!!はむっ♡ちゅ♡」
「んんんっ♡清貴、待てってここじゃ、あっ、お前っくっ、」
するりと俺のペニスをジーンズ越しに撫でたかと思うとファスナーを下ろした。
「勃ってる♡…ね♡お口でしてあげる♡あむ♡ぢゅぽっ♡」
「きっ、清貴っ、話を聞けってぇっ、あっ、クソっ、イイっ」
清貴は跪いて俺のペニスを口いっぱいに頬張り一生懸命舌と唇で扱いていく。
「はふっ♡………話聞いた後なんか、ちゅぷっ♡…絶対に抱いてくれないから、イヤダっ…ちゅぽちゅぽっ♡」
「ああもうッ、」
「ちゅぷっ♡…んはあっ、やっ」
我慢できなくなって清貴の腕を掴んで立たせると、彼のスラックスを下着ごと取り払う。
清貴の片足を持ち上げて、俺のそそり勃ったペニスをアナルに突き刺した。
「あぁーーーっ!!痛いっ、やぁぁ。」
「ウソつくなよ、あっさり飲み込んでる癖に。」
俺のペニスはフェラで濡れているし、大学に行く直前までセックスしてたんだからそんなすぐに硬く窄まるわけがない。
玄関で向かい合って立ったまま中に入れて揺するけど、浅くしか入らずもどかしい。
「あんっ♡ぬけちゃう♡これ、いやっ♡あん♡」
「わかってるっ。首に掴まれ。」
腕を回した清貴の背中を壁に押し付けて足を浮かして中にペニスを押し入れる。
「あああん♡…」
両足を腰に回させると清貴の体重で、ずぷずぷとまた更に深く繋がる。
「…あーーーーーっ♡」
俺達の腹の間で清貴のペニスが揉まれて出している精液は白く濁る暇がない。
清貴を担いでキッチンテーブルの上に乗せて求められるまま抱いてやる。
清貴は胸が感じやすいから♡キュウ♡キュウ♡と音を立てて吸ってやると感じてよがるのが可愛い。
「やっ♡あんっっっ、雄 っぱい、ダメェ。あっ♡」
「嘘つき、大好きだろ♡」
まだ口に入れてなかった反対側の突起を舌先で舐めて転がして可愛がると中がうごめいて気持ちいい。
「んんんんっ、はああんくっ♡、雄 っぱい、あぅっ♡、触んなくて、いいっ、からぁっ、ぅっ♡、つと、むぅっ、あん♡動いてよぉ♡♡♡」
ペニスを限界ギリギリまで引き抜いてから突き上げてやると、清貴は可愛く鳴き出す。
「あんっ♡あんっ、あんっ♡つ、勤ぅっ♡あんっ♡あぁぁぁ~~っ♡♡」
後半は腰を掴んでガツガツと力強く腰を打つのが止まらない清貴の身体全部を食い尽くしてやる。
「イクっイクっ♡イっちゃうっっ♡あああぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~っ!!」
「くっ、俺もっ!!」
ドクンッと清貴の奥に飲み込ますとナカがヒクヒクと小刻みに震え………二人で脱力した。
今度こそ本当にヤキモチを焼かなくてもいいほど清貴を満足させることが出来たはずだ。
呼吸が乱れて上気した身体の中から、ゆっくりとペニスを引き抜くと、清貴は精液を前と後ろの両方からとろとろと流していてエロい。
「はっ、はっ、お前の言う通り抱いたぞ。俺の話を聞いてくれ。」
「…やだ…っ」
清貴は涙をこぼして会話を拒否する。
「お前に言わなくちゃいけないことがあるんだ。」
「やだぁ」
俺はテーブルの上に清貴を残して、その足元に土下座をした。
「清貴ごめんっ!!俺、お前の………」
「やめろっ!!絶対に許さないっ!!…俺の身体に飽きたなんて絶対に許さないんだからな。うっ、うううっ、それを理由にして徳永と浮気とかっ、ヒック…徳永と…付きっ…えっく……合うのかっ?!…そうなんだな!!」
清貴はボロボロと泣きながら、ふらついてテーブルを降りると、俺の肩を掴んで責める。
「えっ??飽きた⁉ 違うって落ち着け、どうしてそんな話になったんだ⁉ そうじゃない。」
「じゃあ何なんだよ!! うぅっ…俺の事、嫌いになったのか?!」
「だから違うって言ってんだろっ!!」
全く話を聞いてくれないから、つい大声で怒鳴りつけてしまう。
一瞬、黙ったかと思うと、清貴は子供のように泣き出した。
「何が違うんだよぉっ!! 勤のばかあっ! わああああっ!!!」
「泣くなって清貴…怒鳴って悪かったよ。話を聞いてくれ。どうしても、お前に謝らなくちゃいけないことがあるんだって」
清貴を抱きしめ頭を撫でながら泣き止ませようとするが、瞳からは次から次へと涙が溢れて止まらない。
「あや…まる…………うっ…うっ」
どうしよう、これ…別れるって言うかもな……。
「き、清貴………怒るなよ……絶対に怒るなよ。」
「もう怒ってるよっ!!」
「だから落ち着いて聞いてくれって。 実は1週間前に気がついたんだけど………。清貴の尻がちょっと………」
「えっ!! 俺の尻が何だよ。」
清隆は慌てて自分の尻を両手で抑える。
「俺の見ても分からなかったから、念の為、徳永のも見せてもらったんだけどな。その……違うんだよ。」
「違うって何?」
「………凄く言い辛いんだけど………清貴の尻な………。」
清貴がゴクリとツバを飲み込んだ。
「……やだ、怖いよ。」
「その…アナルが………………縦になってるんだ。」
「………え……た、て…?……………」
何のことか分からないみたいだ。
そうだよな。
俺も驚いたもん。
理解できるように鞄から大学ノートとペンを持ち出して簡単に図を描いた。
「俺と徳永のはこう『*』なんだけど………」
「…うん…」
「清貴のは こう『l』なってんだ。」
「!!!!!!」
慌てて清貴は自分の尻を手で触って確認している。
「あっ!あっ!なにこれっ!」
「それ生まれつきじゃないだろ。」
コクコクと全力で頷いている。
やっぱりな。
「たぶん、俺が抱き過ぎて…………形が変わちゃったんだと思う。ごめん!!」
「………………」
目を瞑って土下座をしたけど、なにも反応がない。
そーっと顔をあげて清貴の顔を見るとぱかーんと口を開けて固まっている。
「………っ、勤のバカっ!! ばかばかーっ!! ばかあっ!!」
我に返って引っ込んでいた清貴の涙がまた、ぽろぽろと溢れていく。
「ごめん。本当にごめんっ!! 責任取るから許してくれ。」
「本当に勤のバカぁーっ!! 俺の事、捨てて徳永と付き合うんだって思ったんだからな!!」
「はあっ?! なんで徳永と?そんな事できるかっ!清貴と付き合ってんだろうが!!」
「 ! 」//////
「それにお前と違って俺はモテないんだぞ。うおっ!」
清貴が抱きついきて俺は床に押し倒されて頭をうった。
「こんなにいい男なのに………みんな見る目がなくて嬉しいよ。」
清貴は胸の上で甘えるようにつぶやくから頭の痛さも消えていく。
「何言ってんだ。そんなこと言ってんの清貴だけだ。」
「ね、本当に責任とって。ずーっと俺の傍にいて…」
「わかった。ずっと傍にいるよ。」
俺のことをこんなに愛してくれているのは後にも先にも清貴意外いないだろう。
ヤキモチなんか妬いて本当に可愛いな。
キスを求められるまま繰り返し、二人きりの甘い時間を過ごした。
☆おしまい☆
***********************************
今度こそ大丈夫かなっ?!
わたわた しちゃうっ☆
ではではっ!!
みなさま、本当にお付き合いくださいまして有難うございました。m(_ _)m
コンテストの文字数…大丈夫だよね…?ね?
ともだちにシェアしよう!