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「縮こまってるわねぇ。もしかして怖いのかしら?」  ベスは、ユキトのペニスをふにふにと揉んだ。 「あッ、やめろ…っ、さわんな!お前みたいなクソ野郎、怖い訳ないだろ!」 「もう、本当に口が悪いわねぇ。おちんちんはこんなに可愛いのに。普段は皮かぶってるのね」 包茎である事を指摘され、ユキトは顔から火が出るほど真っ赤になった。 「あら、顔が真っ赤よ。恥ずかしいの?やっぱりまだまだ子供ねぇ」 「くそ…っ、くそぉ!殺してやる!」 これ以上にない屈辱に、空は怒りをあらわにする。 「そんな乱暴な言葉、端正な顔立ちには似合わないわよ」 ベスはワイングラスを持ち、ユキトの胸元から腹部、性器にかけてゆっくり零していく。 「ぅぁっ、な、にしやがる…!」 ヒンヤリとしたワインの感触に、ユキトは身体をひくつかせる。 「白い肌に赤いワインがよく似合うわ」 そう言いながら、ベスは、ワインにまみれたユキトの身体をうっとりと眺めた。

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