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【18】(※R18)ー2

 ほかほかと湯気の立つ赤い顔でリビングに戻ると、一度強く抱きしめられて、深くて長いキスを与えられた。 「すぐ行く。上で待ってて」  耳元で囁かれただけで頭がぼうっとなる。全身が甘く痺れて、身体中の血がシャンパンの泡になったようだった。  どこもかしこも金色に弾けていた。  みるくを抱いて三階に上がり、ベッドに腰を下ろして待った。  本当にすぐに上がってきた慎一が、和希の手からみるくを取り上げてドアの外に出した。 「今夜は下で寝な」  優しく囁くと「にゃあ」と返事をしたみるくは、トントンと小さな足音を立てて階段を下りていった。  唇を奪われる。  そのまま覆いかぶさるようにして、ベッドに押し倒された。 「和希……」  慎一の手がパジャマのボタンを一つずつ外してゆく。あらわになった肌の上を、手触りを確かめるように大きな手のひらが滑り下りた。 「和希、ドキドキしてる」 「ずるい。僕だけ、初めてで……。慎一、余裕が……」 「余裕なんかないよ」  ほら、と導かれた胸の奥に、和希と同じ速い鼓動が脈打っていた。  慎一がシャツを脱ぎ捨てる。裸の上半身が現れ、その美しさに和希は息をのんだ。  ドキドキと心臓が騒ぎ続ける。何度も唇を合わせ、互いの温度を確かめるように肌を重ねた。  身体中に手のひらを這わされ、人の手はこんなに気持ちいいのだと淡い愉悦を味わう。  足の間ものが硬く熱を持ち、薄い布を通して二つの熱源がふれ合うと、燃えるように身体が熱くなった。 「し、しんいち……」  硬く熱いものが和希のものに強く押し当てられた。和希はもう逃げなかった。 「和希……」 「あ……、しん……」  腰を揺らされ、それだけで達してしまいそうになる。  先端から溢れた蜜が下着にシミを作った。ウエスト部分に手をかけられて、パジャマと一緒に下着も脱がされる。  とっさに隠そうと伸ばした手を慎一に掴まれ、顔が歪む。 「可愛いよ、和希……。ちゃんと見せて」  両方の手のひらに交互に口づけられて、力を抜いた。  和希を跨ぐようにして膝をついていた慎一が、自分の下着を無造作に引き降ろした。  跳ねるように飛び出した見事な屹立に、和希は思わず息をのんだ。まるでそれ自体がひとつの生き物のように、反り返った雄芯が天に向かって雄々しく勃ち上がっている。

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