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※第42話
「これって……オレと同じモノがついてるんだよな?」
勃っていなくても下着の膨らみ具合で、アリソンのモノは大きいと分かる。だからついつい確認したくなった。
「あぁ、ミカと同じものだ。気持ちの上では痛いほど反り返ってるがな」
アリソンは冗談めかして言うが、美風は余計なことを言ってしまったと悔やむ。
〝ここも〟全く反応しないのかと、美風はアリソンの身体を労るように見つめた。会話はスムーズに出来ていても、エネルギーが全くないのだと思い知らされ、胸が痛んだ。
「……勃たせないとだな」
(と言うか、勃つのか……)
勃ってくれないと挿入は難しいと、とりあえず美風は手早くアリソンも全裸に剥いた。現れた美しくて、逞しすぎる肉体に美風は暫く見惚れてしまう。
なんて綺麗な筋肉の付き方だ。盛り上がった胸筋に、割れた腹筋はボコボコと固いながらも滑らかだ。指を滑らせるとその感触が本当に堪らないと、美風は悦に入った。
(見た目は本当に人間と全く同じなんだな。男の筋肉! って感じでマジで綺麗だ)
そして男のシンボルである男性器。やはり勃起していなくてもかなり大きい。アンダーヘアは髪と一緒で黒い。本来の姿の時はやっぱり白いのだろうかとふと疑問に思ったが、直ぐにそれを払いのけた。
それにしても、自分の息子がとても可愛く思えてしまうほどに、アリソンの息子には圧倒される。
美風は初めて他人のモノに触れる緊張感と、少しの恐怖感とで手が僅かに震えはじめた。
勃起すれば相当の大きさになるだろう。こんなモノが本当に入るのかと不安が襲う。
「魔力があれば痛みを完全に取り除いてやれるが……すまない。なるべく痛い思いはさせない。ミカ、さっきと同じように横になってくれ」
美風の気後れにアリソンは気付いたようで、優しくそう言う。その心遣いに少し安心した美風は頷いて、先程と同じようにアリソンの隣に横になった。ちょうど目の前にはアリソンの男性器がある。
先にアリソンが湿らせた指を再びアナルへと挿入してきた。美風の身体は条件反射でビクリと動く。
「大丈夫だミカ」
「う、うん」
そして美風も思いっきってアリソンの男根に指で触れた。嫌悪感などは全く無く、そのまま茎を柔く握った。ずっしりと重い。
ぎこちないながらも美風は初めはゆっくりと手を動かした。
しかし拙い動きのせいか、なかなか勃つ兆しが見えない。
「アリソンごめん、下手くそで」
「そのような機会がないのだから当然だ。ミカ、自分が気持ちいいと感じる部分があるだろ? それを俺にもしてくれないか?」
「……うん、分かった」
自分が一番気持ちいいと感じるのは先ずは亀頭とと、イメージしながら扱いていく。するとアリソンの男根が芯を持ち始めた。
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