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あとがき

読者の皆様 ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。 気がつけば211話。 このシリーズの始まり「私の番の香り」が55話なので、ほぼ4倍の長さですね。 作者としても、こんなに長くなる予定はなかったので驚いています。 長編を途中で見放すことなく最終回まで見届けてくださった読者様には感謝しかありません。 また、たくさんのリアクション、感想もありがとうございました。 全て私の創作の燃料でした。 fujossyではここで連載は終わりますが、アルファポリスでは現在、番外編として2人の新婚旅行のお話を連載中です。 冬も登場しますので、気になる方はそちらもよろしくお願いいたします。 最後ですので、作品の裏話でも。 本編未読の方は、この先ご注意ください。 オメガバースのシリーズの中で、唯希と大賀はアルファだけれど一番普通の感覚を持った2人だと思います。 一貴のように怖いくらいの執着も、唯人のように特別な力も、樹のような覚悟もない。 そんな2人。 だから大賀は唯希に突き放された時、暴言吐いたりしちゃうんですよね。 感覚が普通の男の子だから。 これが唯人なら唯希を速攻でオメガに変えてますよ。 そんな2人ですが、感覚が自分に似ているところも多く、とても書きやすかったです。 特に唯希はアルファのくせにネガティブで、気がつけば4シリーズの中で私の一番の推しとなりました。 たまにネガティブすぎて、書いていて「いい加減にしろよ」と腹立たしいときもありましたが、「全部、抱きしめる」で金髪の子供だった唯希が、最後には自分で運命を切り開けるようになったと思うと感慨深いです。 皆様は4シリーズの中で自分の最推しは見つかりましたでしょうか? 居るのなら教えていただけると作者として飛んで跳ねて喜びます。 さて次作のお話ですが、実はこのあとがき書いている時点でほぼ何も決まっておりません。 これは結構まずい。 今までこんなことなかったじゃないか、まめ太郎!! しかし焦っても仕方ないので ・冬の話【オメガバ5作目】 ・スパダリスピンオフ【西条と忍の話】 ・新作ファンタジー【長編?】 ・リーマンモノ【中編】 ・トカゲ攻め【???】 のどれかになると思われます。 できたら、年末辺りから新連載始めたいのですが……無理かな。 さてさて、世の中ですが、振り返るとここ2.3年は暗い話題が多いですね。 そんな中、私の作品が少しでも皆様の気分転換に貢献できたなら嬉しいかぎりです。 これからもずぼらでネガティブな作者ですが、何卒宜しくお願い致します。 それではまた(無事書けたのなら)次作で。 最上級の愛と感謝を。 まめ太郎

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