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第1話
授業どころではなくなってきた。
どうも熱っぽく気だるい、そして体も重い....。
結月は保健室で休む事にした。
残念ながら保健医がいない。
(風邪、引いたかな...)
瞼も重く、薄く開いた唇から漏れる息も荒い。
ふと、周囲に人の気配を感じた。
(心配して同級生が来てくれたのか...)
安堵したのも束の間だった。
唇は奪われ、シャツははだけられると、素肌を晒された。
(な、なにこれ...)
唇を奪われているし、なぜか舌を絡め取ってくるので苦しい。体も瞼も重く、動けない。
仕舞いには結月は保健室のベッドの上、全裸にされ、ベッドを囲むカーテンで遮られた。
両方の乳首に生ぬるい舌が這う。
「あ、ああ...」
勃起したピンク色の乳首を2人はそれぞれ、舌先で転がしたり、吸ったり忙しない。
そうこうしているうちにアナルに指が触れた。
「...すげ、濡れてる」
何処か遠くで聞こえているかのようだ。
指が入り込んでくると、ヌチャ、と確かに湿ったトロッとした透明な液が溢れ、指にもまとわりついた。
周りのαをそそるフェロモンが漂う。
競い合うように次々と性器と化したアナルに舌が這うと、またヌチャ、という音と共に糸を引いた。
「...甘い」
夢中で1人のαが結月の初めての蕾を貪った。
しばらくすると、また別のαが結月の蕾を舐めまくる。
どんどん溢れる甘い蜜を吸った。
「あ...っ、ああっ」
熱にうなされる結月も感じた。
何人かにそうして、アナルを味わわれた後は硬いなにかを入れられた。
動かす度にグチャグチャと卑猥な音を立てる。
「あっ、ああ、やめて、やめて、なんで」
ようやく、熱にうなされながらも、指より太く出し入れされるそれが勃起した性器だと気がついた。
脚を掲げられ、αは夢中で腰を使い、結月の中に飛沫を飛ばした。
1人が終わると、また違うαが勃起を差し込んできた。
「すげー気持ちいい...!」
夢中のαが声を上げ、結月の体も激しく上下に揺れた。
「あっ、ああん!」
何度も何度も...いつまで続くんだろう。
痛みはなかった、寧ろ、初めての筈なのに男を受け入れ、よがってしまっている自分を恥じる結月がいた。
結月はαだ。
なぜ、自分がこんな事になっているのかがわからなかった。
と、その時だった。
ベッドを遮っていたカーテンが勢いよく開かれた。
「お前ら、何してるんだ!」
男たちに取り囲まれ、だらしなく口を開け、朦朧としている結月の両方の乳首を舐めていた2人、結月のアナルに入れていた1人、既に終わらせた生徒たちも、一斉に振り向いた。
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