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第34話
類の勃起が挿入され、晶と類もセックスが始まった。
「あっ....ああん....あっ....」
光より広い類の背中にしがみつく。
隣では光とマフィが体位を幾度と変え、
「あんっ...凄い...マフィ!」
光がマフィの名前を声にした途端、晶は類に抱かれながらも不思議と頭が冷静になり、不意に光を見た。
小柄で細身な光がバックスタイルでイタリア人のマフィに掘られ、顔を真っ赤にして感じる姿に突然、怒りが沸いた。
「もっと!もっと激しくして、類さん!」
負けじとばかりに類を見上げると、光がその声に反応し、晶を見ると脚を抱えられ、激しく掘られる晶にジェラシーが走る。
類に掘られ、晶もイき、類も晶の中でイき、互いに荒らげた息を整えたが、未だ、隣では、あんあん、光が喘ぎ、マフィに抱かれている。
「あー...なんなら、僕に挿れる?晶」
しばらく悩んだが、挿入するのは互いだけ、と決めていたので類を断った。
さすがに耐えれなくなり、晶は光の元に歩み寄った。
光の腰を掴み、ガンガン、マフィは光は掘っているが、いざ近寄ってみると、光の尻の小ささとマフィのこれでもか、な巨根が出入りする光景に目を奪われる。
「それくらいにしてあげたら?マフィ」
類が苦笑した。
マフィに解放されるなり、光は布団に突っ伏した。
しばらくして、晶と光は自分の部屋に戻ったが相変わらず、光は布団にうつ伏せのままだ。
怒りとジェラシーを織り交ぜ、晶は言葉を選んだ。
「....ケツいてー....」
光の呟きに晶は言葉を飲み、
「...大丈夫?」
と言葉を変えた。
「だいじょばない....」
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