2 / 2
第1話
僕は、橘 薫。中学一年生だ。
今は、五時過ぎ。教室には、ぼくひとりだ。
帰宅部の僕がなぜここにいるからというと、テニス部のエースで僕の幼馴染佐藤 響を待っているからだから。スポーツ万能で、中1からエースを任されている。僕とは大違いだ。
教室の窓から響の姿が見えた。隣には、かわいい女の子。
普通だったら、アイツモテるな。
で終わることも普通じゃない僕からすれば、泣きたくなるようなことだった。
しかも、隣を歩いているのは、響と恋愛関係を噂されているテニス部の所謂美人マネージャー。
噂を聞いたときは、泣いた。自然と涙が出てきて、自分の部屋で、多分2時間くらい、、、
響はモテる。小学生の頃から、でも中学生になって、恋愛とか付き合うとか、色々気にしだすころになると、やっぱり響に告白する子もいるみたいで、
付き合っている人がいるかも知れない。
でも、僕はそれより中学生になってから、男子も女子も性を意識しだすというか、性行為に興味を抱くというか。
男子である、響を好きになった僕には、少し、いやかなり辛い。
気づくと僕は、彼を無視して勝手に家に帰っていた。
親は帰りが遅いし、家には僕一人しかいない。
いつもなら平気だけど、失恋した今日は寂しく感じる。
ピンポーン
玄関のベルが鳴る。
[はーい
おい薫何で勝手に帰ってんだよ
驚いた。
[えっ響?!
[俺が遅かったからか?
ドア越しに彼と会話をする。
[とりあえず中入って
ガチャ
僕の部屋で話をする流れになった。
で なんで勝手に帰ったんだよ
[別に、、。
涙を流さないように必死にこらえていた。
[なんか嫌なことあった。?
僕はうつむく事しかできなかった。響に彼女ができるのは、嫌だ。でも普通は喜んでやるところだろう。
もしかして、、失恋とか?
こくんと小さくうなずく。
そっか
反応は意外と冷静だった。
[どんな奴?
[みんなの人気者で、明るくて、僕みたいなやつとも接してくれるいいヤツ。顔も性格も何もかもが完璧で、、、
だめだ、
やっぱり涙が出てくる
[俺も失恋したみたいだわ
その目には涙が。
いや この流れこいつも僕のことが、、、
[誰だよ お前の好きなやつ!おれはおまえの、、、
響がいきなり僕にキスをする。下を絡めて、卑猥でイヤらしい大人のキス。
クチャクチャ音をたてて僕の口内をもてあそぶ。
[やぁっやめっ
響のことが好きだったのは、事実だ。
でも、こんな事は、かんがえていなかった。性的な行為が怖かった。
[薫が俺以外のヤツのことが、、、
何で?何で俺を選ばないの?薫の気を引くために、テニス部のエースになって、、、何で、、、薫、
僕も響きが好きだ。でも怖い。
男同士の性行為が、中学生になって1ヶ月、性欲もある、けれど一人でするのも嫌だった。
[俺は薫のこと考えながら、一人でしてたよ?
何回も想像の中で犯してたんだよ?
響がまた僕にキスをする。腕を掴んで強引に、気持ちいいところを的確に狙う。
[やだっ
はなしてぇ んぅっ
なにこれ気持ちいい。
気づくと完全に勃っていた。それが気持ち悪くて、嫌で仕方なかった。
[気持ちい?薫
耳元で囁かれる。ビクッと体が震えて、強い快感を覚えた。
[気持ち悪い、、、僕、なんでこんな、
涙目になって響と目が合わないように下を向く。
[大丈夫、俺のが汚いから、だから、さ 薫も汚していいよね。
なんか、怖い。
[響?僕響が何言ってるかわかんない
掴まれている腕を振り払おうとしても、力が強い彼にかなうはずなかった。
[俺は薫がすきだかすきだから身体も全部俺のものにしたいんだよ。わかった? でも今日は中に入れないよ、今日は ね
鞄の中からなにか取り出す。
[響なにそれ、、、わからなっ ぁんん
勃っていたものを触られて甘い声が漏れる。
[あはは かわいい 薫ってほんと何も知らないのな そういうところもおれは、好きだけどさ。これはローター。薫を気持ちよくするおもちゃだよ
[響、やめて、手ぇはなしてぇっ
服を脱がされる。ゆっくりと焦らすように。服に当たるとモノが擦れてなんとも言えない快感がうまれる。もどかしい 、もっとして欲しいなんて欲望が湧いてくる。
[先走り凄っ もっと気持ちよくしてあげるよ、俺のことしか考えられないようにしてあげる
ローターを取り付ける
[うぁッヤダなんか変
[気持ちいでしょ?感じすぎだろ薫、、、もっと強くして感じさせてあげる。
[なにこれ凄い気持ちぃ
ブルブルと僕の下半身で震えるローターを一段回強くする。
[ねぇ誰なの好きな人って
[あぁっ まって 響っんんぅっ
声が抑えられなくて
[響っヤダヤダヤダ
ドバドバと先走りが溢れて、それを響がすくい上げる。
ウィーンウィーンと部屋中にローターの音が響く。
[あぁっイグッまってイクからぁ、、、
ローターが止まる。
[え、なんでももう少しでイけたのに、、、
[いきたい?じゃあさぁ 僕の口でしてよ わかる?フェラ
首を振る。
[口に俺のモノ咥えて、思いっきり薫の顔に出したいです。知ってるでしょ。飲んでもらうのもいいかもな
ヴィーン強になったローターが震える。
[ああもうイグゥ きもちぃ
ハァハァと息を上げる
空いた口に無理やり響のモノが挿れられる
涎が溢れる口に突っ込まれて、強引に出し入れされる。
手は離してもらったが、力が入れられないから、逃げられない。
響のモノが口の中にあるのに不思議と嫌悪感は感じない。
[気持ち良くて。もうイク
『俺も、、、やばい薫の中きもちぃ イイっ
ハァハァと言う二人の声が響く中、ドピュドピュと言う音がして
二人同時に達した。
『ごめん もう合わないから。明日から一人で帰って。
『そんな、、、僕も響のことが好き、、、女の子と付き合ってると思ったから、失恋って、、、
『でもいきなりあんなこと、、俺って最低
『びっくりしたけど、、、その、良かったし?好きなのに変わりないから、
響の服の袖を摘んで言う。
『俺のこと好きだったの?薫って?
『ぅん 好き大好き
『付きおってほしいって言ったら?
『いいよ?むしろ嬉しい
『じゃあさ付き合お
『うん、、、またシよ こういうこと 良かった
こうして誰にも言えない秘密の交際が始まった
ともだちにシェアしよう!