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学園トップ二人の淫魔にパートナー契約を迫られた!どう回避する!?
前世の記憶が戻ったらそこは淫魔だらけの男子高でした。
「詰んだァッ!!!」
俺は人気の無い中庭の隅で大いに嘆いて叫んだ。
「ぐぁあああああ嘘だろぉおおおおお…!!!しかも俺の体もうすでに両方卒業済み!!!嫌ぁああああああ!!!!」
そうなのだ。
この世界…淫魔と人間の二つの種族が住む世界なのである。
淫魔の割合は低いがエリートばかり。
人間は数だけは多く、淫魔達の食糧兼パートナー…。
まぁつまりぶっちゃけ人間は皆淫魔達の為に生きていると言っても過言ではない。
なので人間には淫魔が食糧にしやすいように貞操概念を無くすような性教育授業を徹底され、高校に入る目的はズバリ淫魔達が体の相性や好みの体液のパートナーを見付ける為…これに尽きる。
「帰りたい…元の世界に帰りたいぃ…」
中学で処女♂️も童貞も失わされて記憶が戻った高校生活二日目…早速ボイコットしている現在。
当たり前だろ…何故なら授業はほぼ淫魔とのセックスがセッティングされているのだから!
淫魔がまともな授業を受けている最中に俺達人間は淫魔のちんぽをけつまんこにずっぽりハメ込んであんあんする訳ですよ。
体育の授業でも一斉にちんぽをぼろんと出して運動する淫魔の為に精液スポーツドリンク作ったりな?
ちなみにこの世界、人間の精液や体液が枯れないように特殊なサプリメントが開発されているので毎日牛のミルクのようにびゅーびゅー出し続ける事も可能である…。怖い。
「あぁ、俺どうしたら良いのよ…?パートナー契約して学校卒業しなきゃまともな仕事も出来ないとか無理だよぉ…!」
更に鬼畜な事に、淫魔の誰かとパートナー契約…つまり、体液と体を提供しますという相手がいなければまともな仕事につけないのである!
パートナー契約に溢れた者の末路は毎日不特定の人間や淫魔達に体を売るお仕事が待っている。
勿論淫魔は人間より数が少なめなので自然にハーレムとなるのだが、
一対一は能力の低い下級淫魔に多く、エリートな上級淫魔だと10~30人囲ってるのが普通。
社会的に地位の大きく賢く強くて金持ちな上級淫魔とパートナー(ハーレム)契約をすればその人間にとってかなりのステータスとなる。そのまま自然とその淫魔の下で働く事になるので高給取りも夢ではないのだ。
だからなるべく気に入られようと上級淫魔の周りにはいつも人間達が取り巻き、自分達の体をアピールしている。
だがしかし!俺はそんな肉体関係ありきのこの世の中でまともな……
『おい』
「!?!?ひいっ!?だ、だ、誰ですか!?」
俺はキョロキョロと辺りを見回した。
あれ?今頭上から声が降ってきたような。
『そこの人間。大声を出すなうるさい』
「あ、はい!すいません!」
不良感を漂わせながら上級感も併せ持った淫魔だ。
どうやらサボりらしい。
『つーか…お前ごちゃごちゃと妙な事を口走っていたが…パートナー契約したいのか?』
「いえ!!!違います!!!!」
『あ?』
あ、やべ…拒否感で大声出ちゃった。
いやもうほんとどうやったらパートナー結ばずに仕事見付けるかこのままエロい授業を受けなくて済むかとかどうにか考え中だから…!!!
「すいません!!お邪魔しました!!!」
『おい待て…』
俺は邪魔にならないよう走ってどこか良さげな所を探した。
校舎から離れた湖の側だ。ここなら誰もいないだろう。
「あああ~~~マジでほんともう無理ぃ…!」
こんな爛れた世の中で前世を思い出してしまった俺は普通に生きては行けないだろう…。
「学校戻りたくない…このまま消えてしまいたい…嫌だよぉお…」
『何が嫌なの?』
「いやもうほんとセックスとかそういうのやらずに良い仕事に就きたいんです」
『へぇ?抱くのも抱かれるのも嫌なんだ?』
俺はぎぎぎ…と首を動かした。
湖から上半身を出して楽しそうな顔をした長髪美男淫魔が俺を眺めていた。
俺はにこっと誤魔化し笑いをした。
相手もにこっと微笑んだ。
『セックス、嫌なんだ?』
「え、えへ…」
誤魔化せませんでした。
『へぇえ…♡君良いね♡この世の中洗脳されてる子しかいなくて退屈してたんだ…♪』
「え」
ざぱりと湖から上がって来た長髪美男淫魔は全裸でした。
股間がぐぐっ…と持ち上がり、相手は俺を抱く気なのだと顔を真っ青にした。
触らなくても勃起出来るなんてさすが淫魔…じゃなくて速攻体の危機━ッ!!??
『おい…待て』
救世主!?と思って振り返ったらまた淫魔だった…しかもさっき見たサボり不良淫魔!!
『おい俺が先に見つけたんだ。面倒臭くねぇ人間。コイツは俺のパートナーにする』
『ダメだよこの子は僕が頂くよ♪だって君ただの風避けでしょ?僕なら彼をちゃんと抱いて可愛がるから♡』
『ああ?抱けば問題ねぇんだろ?』
『ふふん。熱意は感じられないね』
最悪な事に何故か二人共俺の取り合いをはじめてしまった。
体の危機に俺は…!
━━━逃げた。
『『あっ』』
淫魔共に捕まってたまるか!!
俺は男とセックスする趣味はねぇんだよ!!
そもそもセックスから逃げて来た先にもセックスが待ってるとかどんなマトリョーシカ現象?!
俺は必死に中庭を突っ切ろうとしたのだが、淫魔の身体能力を舐めていたかもしれない。
『良くここまて逃げて来たな?人間にしてはやるじゃねぇか』
追い掛けて来た淫魔にあっさり捕まってしまいました。
『さ、服を脱ぎ脱ぎしましょうね~♪』
「ひ!嫌だ!!」
俺は暴れたが服を脱がす淫魔に敵う訳が無い。
するーんと服を剥がされ、全裸にされてしまった!
『どっちがコイツを啼かせられるか勝負して多く啼かせた方がパートナーを結ぶ、これで良いな?』
『望むところですよ♡』
俺の感度を勝手に賭けの対象にしやがる所!!まさに淫魔様って感じで嫌だぁ~~~ッッ!!!
抵抗してみてもなんのその、一度ぐっぽり挿入されてしまえばもう。
「あひッ♡♡♡」
小中と開発されてきた体は淫魔の体の気持ち良さにすぐ落とされてしまう。
「あ"あ"━━━ッッ♡♡♡♡♡」
『ん、コイツッ…俺のを貪るようなケツしてやがる…ッ♡♡』
『え、気になります早く変わって下さい』
パンパンパンと激しく尻を叩かれ奥にじゅぽじゅぽぺニスが打ち付けられる♡
「あっ♡♡♡♡♡あっ♡♡♡♡♡ぁあん♡♡♡♡♡やぁあ♡♡♡♡♡」
『くっ、良いケツだ…!!♡♡』
熱いのがびゅるびゅる奥にぶちまけられ、体がビクビク震えてしまう。
『早く、今射精しましたよね?』
『もう少し良いだろうが』
『だめです早く、ハリーハリー』
『チッ』
ぐぽぉっ♡と太いのが抜かれたと思ったらまたぐっぽ♡♡と太いのが入って来て俺ははくはくと口を動かした。
『ふふっ♡確かに君、良いお尻してますね…♡』
パンパンパンと腰を打ち付けられ、俺はまた喘ぐ羽目に…♡♡
「あっ♡♡♡あひ♡♡♡♡あぁあああん!!♡♡♡♡♡」
淫魔の体が気持ち良すぎてすぐにイっちゃううう~~~!!♡♡♡
『感度凄く良いじゃないですか♡これでどうしてセックスを嫌がるのか…♡』
『ふぅん?♡コイツセックス嫌いか』
『みたいですよ?こんなに気持ち良い体持ってるのに勿体ないです♡僕とパートナー結んで毎日セックスしましょうね♡』
『ああ!?コイツは俺のモノにするっつったろーが!テメーにはやらねーよ』
『ふふん。どちらの方が気持ち良かったか勝負なんですよね?僕が選ばれればザウリーガル、君は別の人間をパートナーにして下さいね』
『言ってろ。…オイそろそろ変われ。もうイってんだろ?』
『残念まだ僕は射精してませーん』
『な!?ずりぃぞ!!』
俺は二人の会話を意識をぶつぶつと飛ばしながら聞いていた。
腹の奥が熱くて気持ちくて何も考えられなくて、ぎゃあぎゃあと喚く声がだんだん小さくなって…。
目が覚めたら保健室だった。
いつの間にか気絶していたらしい。
腹の中がまだ気持ち良いような感じがしてぶるりと震えた。
俺は何も考えずにカーテンを開き…そこに気絶するまで俺を犯した二人の姿を見つけ、すぐカーテンを閉めた。
『おい…なんで閉めた?』
『目が合いましたよね?』
シャッとカーテンが開けられ、二人がベッドの側に来てしまった。
ていうか…な、なんでここにコイツらがいるんだー!?
『まだ俺らのどっちが気持ち良かったか、どっちをパートナーにするか決めてなかっただろ?』
「う、え…?」
『どちらかをパートナーに選ぶんですよ。君が』
「ふぇぇぇ…?」
いや待って?
俺、嫌だって伝えなかったっけ?
言葉でも態度でも伝えたはずだよね?
『なぁ?俺にするよな?』
『君を愛してあげられる僕ですよねぇ?』
なんでこの二人自信満々に俺がパートナーを選ぶと思ってんの!?
「お、お、お、おことわ」
『お前の体も体液も美味かった…お前こそ俺のパートナーとして相応しい』
『僕は君みたいな子をずっと待っていたんです。他と違う君みたいな子を。どうか僕とパートナー契約を結んで頂けませんか?』
真剣な目で見つめられた俺は肺いっぱいに息を吸い込んだ。
「お断りします…っ!!!」
ていうか嫌がってる相手を無理やり手込めにした末にパートナーにしたがるような強引な淫魔は絶対無理だからッ!!
『何故だ?』
『理由をお聞きしたいですね』
「お…俺、俺は健全に人間の女の子のお嫁さんが欲しいんです…っ!!!」
イケメンと美人の二人にポカンとした顔をされた。
『…男子高に入っておいて、それは無理だ』
『もしかして知らずに入りました?』
「え、え?」
『まぁ普通の共同の学校であっても無理だが。淫魔とは必ずパートナーを結ばなければならない事位知っているだろう?
人間の場合、年齢が50を過ぎてからであれば人間の嫁を貰う事が可能になる』
そう。
この世界で淫魔と契約していない者は人間の女の子のお嫁さんどころかまともな仕事にもつけず、不特定多数に体を食い物にされる仕事しかさせて貰えない。
淫魔中心、淫魔とのセックスありきの世界なのだ。
ていうか記憶が無かった頃の俺、なんで男子高校に入ったんだよーっっ!!
確かに体は雌寄りだし感じやすいよ!?
でも男女共同でも良かったじゃん…っ!!!??
前世の記憶が戻った俺には男を抱く趣味も抱かれる趣味も無いのにぃ…!!!
「荒唐無稽かもしれないですけど、俺、前世の記憶があるんです…っ!!!」
俺は諦めず二人に訴え掛けた。
てゆーか諦めたら多分もうこの二人に掘られる未来しかない。
「そこでは性教育や性ありきの生活は社会に組み込まれていませんでした。
だから、だからどうにかこの学校を辞めてセックスをせずに暮らしていける方法…淫魔のお二人なら知りませんか…?!
むしの良い話かもしれませんが、俺、セックスの無い普通の生活しか知らないんです…っ!!」
切実だった。
そりゃ人間の女の子とならセックスしたい。
だけど淫魔と毎日搾り取られるようなセックスをして仕事もしてなんて無理だし、男に掘られてあんあん言わされる毎日なんて考えただけで恐ろしい。
気絶する前に二人に掘られて特に強くそう思った。
だから真剣に真剣にお願いした。
どうにかまともな精神が目の前の二人にほんの少しでもあればと願って。
『…悪いがそれは無理な相談だ』
『ええ。僕も同感です』
唯一無の希望が打ち砕かれた心地がした。
『前世の記憶があるたぁ荒唐無稽な話だが面白い。今の話を聞いてますますお前を欲しくなった。辞めさせる訳にはいかねぇ』
『そうですね。前世の記憶があるならセックスを嫌がるのも納得です。
でも僕も本気ですからね?諦めて僕か彼のどちらか選んで下さい♡』
俺は愕然とした。
まさか真実を話した事で逆に興味を持たれてしまうだなんて。
それならばもうどうにかこうにか逃げるしかないとベッドから飛ぶように体を捻ったら二人に腕を捕まれて耳と頬に同時に唇の感触が襲った。
「ひぅっ!?」
さすがは淫魔。
顔へのキスだけで快感をもたらすとは…!
『逃がさねぇよ』
『選んでくれるまで毎日二人で同時に君を犯し続けますから♡』
どこかからファイッ!と声がしたような気がした。
二人に衣服をするんと脱がされ、ベッドに逆戻りさせられた。
そして長髪淫魔は俺の尻に、不良淫魔は俺の唇にキスをした。
「ッんぅう!!♡」
ああ、淫魔に調教された体が憎い…。
濃厚なキスと尻穴への艶かしい舌づかいに体があっという間に発熱し、快感を脳に伝えて来る。
『今日は先に頂きますね♡』
『中庭ん時みたいにずっと射精止めてヤり続けるとか無しな』
『仕方ないですねぇ』
長髪淫魔が後ろから俺の腰を待ち上げ、ぐぷぷ…♡と己を沈めた。
「あっ♡♡♡あぁん!♡♡♡」
『んん♡良い声で啼きますねぇ…♡ぺニスが反応しちゃいます♡』
中のモノがぐっと一回り大きくなり、中から圧迫される快感に腰をくねらせる。
『なら俺はぺニスから直飲みするか』
不良淫魔は俺のモノを口に咥え、じゅぷじゅぷと口内で擦る。
「ひい!?♡♡♡んぁあ!!♡♡♡♡らめぇっ…!!♡♡♡♡」
淫魔に尻穴とぺニス同時責めされたら?
勿論すぐ絶頂するに決まってる!♡♡♡
俺は背中を弓なりに反らし、尻穴をぎゅうぎゅうに締め、ぺニスからびゅるっ!と射精した。
『ん♡相変わらずイくのが早いですね♡』
『もっとザーメン出せ。足りねぇ』
イってすぐにも関わらず二人はその行為をやめない。
「あっ♡♡♡♡♡んひ♡♡♡♡♡ッあああ、あああ━━━ッ♡♡♡♡♡」
『ああ♡連続でお尻がきゅうきゅうして気持ち良いです♡♡ずぅっと貴方をこうして味わっていたい…♡♡』
『ザーメン作る栄養剤飲ますか…。いや、点滴で入れた方が早いな』
なにやら怖いことを言っている気がするが、強い快感のせいで良く分からなかった。
『おい、早く代われ』
『ん、もうですか?もう少し味わっても…』
『ダメだ。中庭での事まだ根にもってんぞ』
『むぅ』
どぷり、とお腹に熱いのが注がれ、それがずるりとお尻から引き抜かれた。
『はい、どうぞ』
『待ち兼ねたぞ』
『中庭からそんなに時間経ってませんのに』
『うるせぇな俺ぁ好きなもんはとことん味わい尽くしてぇタイプなんだよ…お前がいなけりゃ一日中セックスしてるっつの』
『それは僕のセリフですよ』
不良淫魔が俺の体を抱き起こし、自分のぺニスへと座らせるかのように挿入した。
「あっ!♡♡♡ふぁぁ…ッ♡♡♡♡♡」
座位にされ、ぺニスが奥深くへと入り込んでしまう。
急に襲った深い絶頂に俺は不良淫魔に寄り掛かるように頭を凭れさせて体をガクガクと震わせていた。
「あー………♡♡♡♡♡♡」
『あ?奥入ったな』
『結腸に入っちゃいましたかー…君のぺニスが精嚢にぐりぐり当たってるからか快感に敏感すぎて顔が虚ろになってますよ』
『なんだと?おい、気絶すんな。……チッ痙攣起こしてやがる…敏感過ぎんのも考えものだな?』
『強い快感に慣らしていくしかないですね。長く楽しみたいですから♡』
『しゃあねぇな』
俺は揺蕩う意識の中、何度も強い突き上げをくらい、白い光と黒い闇を交互に味わっていた。
次に目が覚めたらまた保健室のベッドだった。
腕に点滴が繋がれていて下腹部が疼く感覚…。
これ、人間の精液を沢山作らせる栄養剤だ…!
俺は慌てて点滴を引き抜き、側にあったティッシュで止血した。
「…様お願いです、私達の中から是非パートナーを…!いえ、むしろハーレム契約を!!」
何やらカーテンの外でざわざわと複数人が集まっているような気配がする。
『だ・か・ら。俺はお前らを取る気はねぇ。帰れ』
『ふふ♡僕も今はある子を口説いてる最中なので♡ごめんなさいね♪』
なんか騒がしいと思ったら二人の追っかけが詰めて来ていたらしい。
カーテンがしゃっと開かれ、俺を犯した二人の淫魔が入って来てギクリと体を強ばらせた。
『お、起きたか…ってお前、点滴抜くな。溢れてんだろうが』
『ああ、ようやくですか。待ちかねました』
ちゅ、と唇に柔らかい感触。
そこからぐっと深くなり、舌を吸われ、唇をむちゅむちゅと食べられているかのような濃厚なキスにピリピリと快感が走る。
きゃああああ━━━!!!と悲鳴が聞こえ、びくりと体を竦めると、唇が離れていった。
『おいテメェ…』
『僕のって見せ付けておかないと♡』
『チッ』
もう片方の不良淫魔からもキスをされた。
噛みつくような強いキスと舌がからめとられ擦られる気持ち良さに生理的な涙が浮かぶ。
ぎゃあああ━━━!!と別の悲鳴がまた響いた。
……あれ。
もしかしてこの二人。
めちゃくちゃ人気者の淫魔だったりする………?
「やだ━っ!!イミフィリス様がそんな平凡男にぞっこんだなんて!!!」
「ザウリーガル様もそんな軟弱でなんの面白味もなさそうな普通のやつがパートナーで良いんですか!?」
「あのお二方が一人に夢中なんて…あ、あ、あ、ありえないーっ!!!」
様付けだし!!?
っていうか俺の事ボロクソに言われてへこんだよ!!
『うるせぇなぎゃあぎゃあ喚くな』
『みっともないですよ。僕が誰を選ぶかなんて貴方達に関係無いでしょう?』
平然としてる二人も二人だけど!!
二人が取り巻きに見せつけるようにぎゅっと俺を抱き寄せ…いや、どっちが抱き寄せるかで表面上平穏に見せながら牽制している…!
結局勝負はつかず、両側から二人で俺の腰を持って引っ付くという所に収まったらしい。
『ね、パートナー契約結びましょう?♡』
『良いだろ?なぁ…♡』
美しい声とイケボが俺の両耳を侵食する。
彼らに見せつけるように色気マシマシで。
…本当になんで俺にこんなに夢中なんでしょうか。
性欲の強すぎる淫魔二人とは絶対契約したくないんだが。
「ううっ…イミフィリス様があんな平凡人間にゾッコンだなんて…!!!」
「ザウリーガル様だってどうして私達じゃダメなんですかぁあああ…!!!」
涙を流す美人や格好良い人間達をガッツリ無視して俺ですよ。
「明らかにおかしいでしょ…どうして俺なんですか……」
『淫魔にとっては体の相性が一番だ』
『そうですね。次に体液の味。まぁ一と二はほぼ同着ですが。次が性格に美醜…ですね』
『お前は一と二が最高だ。顔は平凡だが気にする程の事ではない』
『そうですか?顔も結構可愛らしいじゃないですか♡』
「顔は平凡って…あ、はい分かってますよ、分かってましたけど…!」
また落ち込んだ。
そんな平凡を欲しがるイケメン不良と美人もどうなんだ。
見た目なら彼らとの方がお似合いなのだが、体と体液が重要ってなんかな…!
「…ん?相性って事はもう彼らを抱いたんですか?」
『一通りな。だがどれも俺とは合わん』
『僕の取り巻き達も見た目は綺麗ですけど味はちょっと残念でした。君のは一度食べたらもう離したくないです。絶対パートナー契約結んでくれないと嫌です』
「嫌ですって…俺も困るんですけど…」
『だがパートナーを結ばなければ普通に生きる事すら難しくなる。だから俺にしとけ』
「ええ…?」
確かに誰彼構わずひっきりなしに体を求められる生活よりはマシなんだろう。
たけどこの二人のどちらも性欲モンスターな気がするんだよなぁ…!!
どちらを選んでも毎日セックス…ううっ!!背筋が震えた。
『それにしても貴方を調教…失礼?
開発したペアの淫魔は貴方の体との相性は良く無かったのでしょうか?こんなに美味しい体なのに…』
「……ちょ、調教……。ええと別の高校に行ったんじゃないですか?」
『好みの体を見つけたら中学からでもパートナー契約は結べる。その淫魔にとっちゃお前の体はそこそこだったのかもな?』
良く分からないが好みがあるなら尚更この人気者二人に好かれてる俺の体は一体…。
そもそも二人の好みが一緒だった説。
「うう、イミフィリス様…」
「ザウリーガル様…ッ!」
『はぁ。まだ散っていかねぇか』
『それならもう見せつけちゃいますか』
ん?なんか二人が急に俺の布団を剥がしに…ええッ!?俺裸ぁッ!?
『お前が逃げちまわねぇように服は剥いだままにしておいたんだよ』
『なのですぐセックス出来ますよ♡さぁさぁ横になって下さいね♡』
「い、い、嫌だ…!!また犯されるのやだぁ!!」
しかも取り巻きの人達が見ている目の前で!!!
「おいアイツまたって言ったか?」
「お二人はすでに彼を抱いているような口振りでしたが…」
「でもなんで嫌がってんだ?俺達がどれほどあのお方に愛されたいと思って…」
知らないけど!
むしろ代わってー!!!
「あっ♡♡♡」
不良淫魔の舌が尻穴へぬるりと入って来た。
更に乳首を摘ままれ、耳たぶを甘噛みされれば敏感な俺の体はすぐに━…
「ぅ、あッ!!♡♡♡♡♡」
ピュッ♡とぺニスから精液が飛んだ。
点滴で栄養剤を入れられていたせいでぺニスが元気もりもりと言わんばかりにビクビクしていた。
『くく…点滴のかいあったな』
長髪淫魔がとろとろ溢れる俺のぺニスから精液をすくって舐める。
『んっ♡甘くて美味しいです…♡』
普通甘かったら糖尿病を疑うのだが、淫魔の精液特化した敏感な舌には糖尿病じゃない俺の精液でも甘く感じるようだ。
『次から精液ボトル装着するか。床に溢れて勿体ねぇ』
『そうですね♡』
精液ボトルとはその名の通り精液を溜める為のボトルである。
満タンになるとはずれる仕組みになっており、振っても逆さにしても漏れない。淫魔であれば好きなタイミングで外せる。
つまり、俺は常にちゅうちゅうと精液ボトルにぺニスを吸われ続ける羽目になるのだ!
「や、や、やだぁ…ッ!!」
『可愛い抵抗だな』
『また後で代わって下さいね』
『分かってる』
不良淫魔が舌を引き抜き、勃起したぺニスを取り巻きに見せつけながら俺の尻穴へゆっくりと挿入していく。
「ひああああぁぁ…!!♡♡♡やぁ!♡♡やぁああッ…!♡♡♡」
『やぁ!だなんて可愛らしいです♡』
長髪淫魔が俺にキスをする。
『このぺニスを貪るような動きをする尻がたまんねぇ。腰を打ち付けた時の尻の弾み方も俺好みだ』
そう言いながら不良淫魔は腰をパンパンと俺の尻に打ち付ける。
完全に取り巻きに見せつける為のプレイ。
「んう!♡♡♡♡♡んぅう━━ッ!!♡♡♡んひッ!!♡♡♡♡♡んむぅううう━━ッ!!!♡♡♡♡♡」
それでも俺の体は敏感過ぎて皆が見ている前でも何度も何度も絶頂してしまう。
『はぁ、ん…♡そろそろ代わって下さい?』
『チッ…これからが良い所だろうに』
『ダメですよ約束は守ってください』
『しゃあねぇな』
不良淫魔が熱いのをどぷどぷとお腹の奥へ注ぎ、中からぐぽぉ♡と引き抜いた。
俺の尻穴はまだそれを欲しがるようにくぱくぱと開閉する。
『ふふ♡結腸責めやりかったんです♡』
『意識飛ばすからやめとけ。今度こそ返事して貰わねーと』
『…そうでした。君がどちらを選ぶのか、聞かせて貰わないと』
長髪淫魔がくぱりと開く俺の尻穴へとぺニスを突っ込んだ。
「ぁひ…!!♡♡♡♡」
淫魔のぺニスが気持ち良すぎて怖い。
『ああ♡快感に蕩けた貴方の顔…とても好きですよ♡』
頭を撫でられるだけでも快感になる淫魔の愛撫。
『顔こっち向けろ』
「んう…ッ!♡♡♡♡♡」
淫魔のキス一つでも体中に甘い痺れが走り、絶頂を味わってしまう。
『ふー…♡やはり堪らないです、君の体…♡♡♡』
『体液も美味い。いつまでも貪りたくなる』
見せつける為のプレイだと思っていたのに、だんだん二人が本気になって俺を犯し始めた。
ぺニスをしこしこされたり腰をくねらせながらのピストン、耳への熱い吐息と深いキス。
「んむう!!♡♡♡♡♡んんん!♡♡♡♡♡んぅうう…!!♡♡♡♡♡」
全身ねっとりと愛撫され、度重なる絶頂、そして耳元で囁かれる二人の甘い声。
『俺のになれ…♡』
『いえ、僕のですよ、ね?♡』
周りからの視線が強く降り注ぐ。
僕の答えに注目しているのだ。
「あぁぁ…♡♡♡♡♡」
愛され過ぎて訳分からなくて。
俺はどうしたら良い?
逃げても捕まってセックス。
断ってもセックス。
拒否しているのにまたセックス。
俺に…逃げ道なんて、無いじゃないか…。
「ぁあ♡♡♡♡♡ぁああ…♡♡♡♡♡あ…♡♡♡♡♡」
『このまま一日所か一週間ヤってても俺は構わないが?』
『パートナー契約、結ばないなら…分かります、よね…♡』
二人が両耳を舌で犯す。乳首もぺニスも尻も愛撫され、俺は熱い息を沢山溢す。
沢山の快感で責め立てられ、俺は、俺は…俺は━━━!!!
「ふぁあ…♡♡♡♡♡け、やく…♡♡♡♡♡むすびッ!♡♡♡♡♡♡ましゅぅうう…!!♡♡♡♡♡♡」
堕ちる以外に、道なんて無かった。
まるで悪魔の囁きのような声に俺はついに陥落した。
『どっちと?』
「あ、ぅあ、ぁう…♡♡♡♡♡
わか、らな…♡♡♡♡♡♡」
『どっちが気持ち良いですか?』
「わか、ら…なぃぃ…!♡♡♡♡♡
どっちも、きもち、よしゅぎりゅぅ…っ!!!♡♡♡♡♡♡」
頼むから俺に選ばせないでくれ。
気持ち良すぎて何も考えられないんだ。
そして二人に丸投げしてしまったのがいけなかったんだろう。
『…はぁ。イミフィリス。』
『はい、ザウリーガル。』
『『妥協しよう』ましょう』
二人の言葉の意味が理解出来なかった。
『俺らのどっちかを選べばお前の負担は減ったはずだ』
『選ばなかったんですから…どっちとも結んでくれますよね?』
「ふ、ぇ…?♡♡♡」
どういう事だ。
何が起こった。
あんなに対立していた二人が。
『独り占めしたかったがしょーがねぇ』
『引くつもりありませんでしたから。なのでこれは最善という事にしましょう?』
『ま、味わえなくなるよりは良い』
う、嘘、だろ…。
俺…。
二人とパートナー契約を結ぶ事に、なってしまった、のか。
「イミ、フィリス様…」
「ザウリーガル様、そんな」
周りの落胆を聞いていないかのように二人は行為を再開する。
と思ったが、突然不良淫魔が俺の体を持ち上げ、長髪淫魔に押し付けた。
『なんです?ザウリーガル』
『契約したんだから、良いだろうがよ』
『!?貴方、まさか』
『そのまさかだ』
不良淫魔のぺニスが俺の長髪淫魔のぺニスが挿入されたままの尻穴へとあてがわれる。
「あ、あう…!!♡♡♡♡♡」
俺は首を振ったが、無駄な抵抗だった。
━ぐっぷ…!!♡♡♡
二輪差し。
一つの尻穴に二つの淫魔ぺニスがぐっぽりと沈められた。
「ふだぢゅ…♡♡♡♡♡♡」
ぶっといのが二本も。
尻の中に入ってしまった。
「あ"ぁ"あ"~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡にほ♡♡♡♡♡♡り"ゃめ"ぇええ…っ♡♡♡♡♡♡♡♡」
体がガクガクして止まらない。
快感が二倍になったかのような錯覚。
腹の中が淫魔の気持ち良すぎるぺニスでパンパンで、尻穴は一本でも相当気持ち良いぺニスを二本も飲み込んでビクビク絶頂していた。
堕ちていく。
淫魔の体に快楽に堕ちていく。
「あ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"~~~~~~~~~~~~~!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
強く甘く深い。
二人が俺の体を愛撫し、腰を同時に打ち付ける。
どこまでも堕ちて、もう二度と上がって来れない快楽に、俺は知らず笑顔を浮かべていた。
高校卒業後。
俺は結局まともな仕事につけなくなった。
何故なら二人の巨ちんぽに毎日ぐぽぐぽされて気絶しては目覚めてのセックス三昧だからだ。
「あ♡♡♡♡♡ぎもぢ♡♡♡♡♡れふ♡♡♡♡♡
も♡♡♡♡♡むりぃ♡♡♡♡♡ひとり♡♡♡♡♡♡むりれふぅ…ッ♡♡♡♡♡♡」
二人の体を満足させるなんて一人の体で不可能だというのに代わりのパートナーを選んでくれない…!
『お前の代わりはいねぇよ』
『君じゃないともう満足出来ない体になってしまいました…♡』
しかも二人共良い所の会社の後継ぎで。
俺が原因かは知らないが、二人の会社は合併して一つの会社になってしまった上、社長室に二人いて帰るの面倒だからと私室を作ってそこで寝泊まりさせられている始末。
つまりセックス三昧って会社でヤってる訳で…。
『良い子にしていて下さいね』
『ちょっと仕事して来る』
「ぁひ…♡♡♡♡♡」
二人で俺を抱いた後に私室を出て出勤。
休憩中とか仕事中でもヤりたくなったらここに戻って来て俺とセックス。
仕事終わったら俺が失神するまで三人でセックス…。
休む暇がないセックス地獄。いや、今となっては天国か。
気持ち良いしか感じられないセックス三昧の日々に俺はすっかり快楽堕ちさせられてずっと体が疼いて仕方がない。
まともな仕事に就きたかったが体が完全に堕ちた以上今さらセックスを辞められると多分死ぬ。あの快感が無くなる日が来るなら自殺する。
「はぁ…はぁ…畜生…♡セックス依存症にしやがって…♡仕事行って来る、じゃねぇよ…♡」
俺は自棄になって私室の扉を開け放った。
『…!どうしたの?』
『どうした?』
二人と他数人が驚いた顔で見てくる。
何かの打ち合わせだろうが関係ねぇ。
俺は二人に近付いてそのズボン越しにちんこを触ってやった。
『ん…♡』
『…積極的だな、おい』
二人は雄の顔に変わった。
俺はペロリと舌舐めずりをして自分の勃起したちんこを器具越しに触った。
『良いぜ…今日は一日中セックスだ』
『皆様、僕達のお仕事はまた明日という事で♡』
二人に抱えられるように私室へ逆戻りさせられ…ベッドの上で早速二輪差しされた。
「あぁあああんッ!!!♡♡♡♡♡」
『くく…腰が揺れてんぞ』
『まさかあんな大胆に誘って来るとは思いませんでしたよ…♡』
コイツらに狂わされたんだから俺だって好きにして良いだろ?
俺は自分からキスをしてベロを絡めてやった。
『ん…♡♡♡』
『おい、俺ともキスしやがれ』
首を向けられ、舌を突き出せばちゅるりと口の中へと吸い込まれてしまった。
「んむっ、ん、んっ…♡♡♡♡♡」
ああ。気持ち良い…♡♡♡
舌が絡められるのも全身愛撫されるのも♡
…でも。
まだ、足りない。
俺は唇を離し二人に懇願した。
「お願いぇッ♡♡♡♡♡もっと二人の巨ちんぽで同時にぐぽぐぽ俺のけつまんこ犯してぇえッ!!!♡♡♡♡♡」
『『ッ!!』』
二人は興奮したように俺の中でちんぽを膨らませた。
バラバラに動いていた二人のちんぽが俺を同時に責め、俺はあんあん啼きながらまだ足りないと腰を振った。
「あ"━━━♡♡♡♡♡♡もっどぉ♡♡♡♡♡♡はげじぐじでぇ…!!!♡♡♡♡♡♡」
『ッ煽るな…』
『そう可愛くお願いされちゃやらずにはいられませんよね♡』
『可愛いか?快楽堕ちして顔イっちまってんぞ』
『可愛いじゃないですか♡僕達に堕ち過ぎてこうなったんですから…♡』
『S野郎』
『貴方もね』
二人は俺の望み通りに激しく腹の奥深く…更にその奥の方までちんぽを突っ込み、パンパンばちゅばちゅごちゅごちゅどぷどぷ愛してくれた。
俺は獣のように吠え喘ぎ、自分も腰を体を振り乱し、びくんびくん体を痙攣させて二人のちんぽと快楽を気絶するまで貪った。
起きたらまた二人のちんぽで腹ん中ずっぽり抉って貰うんだ…♡♡♡
尻ががばがばになって垂れ流しになっても構わない。
二人からずっとずっと深く体を愛して貰えるなら、どうなっても。
【その後のお話や補足】
仕事中でも構わず社長室に入って行く事を覚えて以来、朝セックスから目覚めたらすぐに隣の社長室に入って打ち合わせ中でも構わず攻めのペニスを触る。
攻めは勃起ペニスをぼろんさせ片腕を広げて受けが自分から挿入するのを待つ。
挿入終えたらぎゅっと引き寄せて腰を動かしながら仕事しているという。
片方に中出しされたら精液びちゃびちゃ尻穴から垂らしながらもう片方のペニスにも乗っかって同じように座ったままぱちゅぱちゅセックス。
気持ち良くてそのまま寝てしまう事も。
攻めは受けに仕事中に入って来られても迷惑がらない。むしろ仕事中のセックスどんと来いなので逆に喜んでいる。
受けはもうやけくそなので全裸を知らない人や淫魔に見られてもどうでも良くなった。
パートナー契約してから毎日体を快楽責めされて来たので、少しずつ体が快楽に慣らされて連続絶頂したままでもしばらく意識を失わずにいられるようになっている。
これも二人からの調きょ…訓練の賜物である。
ちなみに受けのペニスには精液ミルクを溜める為のボトルが常に装着されている。
ちなみに勃起し続けると普通細胞が壊死するのだが、この世界では淫魔とのセックスによって体の血流や体調を自然に整えられてしまうので心配の必要は無い。
24時間勃起してても安心。
もしガバガバけつまんこになっても淫魔のエロパワーできつきつ処女けつまんこに治す事も可能なので垂れ流しのような事にはならない。
最初は教室に押し掛けたりするパターンとか考えてたのに元々サボり勢の二人が離す訳なかったので保健室で契約完了してしまいました。
契約しますと言わなければずっと保健室に軟禁されてセックスで気絶してを繰り返していた模様。
強引な本気淫魔は体を堕とすまでずっと快楽責めする。
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人外攻め創作BL小説サンプル
その1(20本)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13836981
その2(24本)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14016127
その3(10本)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14206416
その4(10本)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14389237
その5(10本)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14611364
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その8(10本)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15142328
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