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第12話 エンドトゥエンド

 「ホンマ、良かったで」  出来たことの喜びを分かち合える仲間が現れてくれて。  今までのワイは良くも悪くも、自分自身で問題解決してきた為に、必要性を感じなかった。  それも今となっては、いかに損失してきたかが痛感する。  あの日、業務で問題解決する為の良いアイデアが浮かばず、気晴らしに(オトズ)れた美術館で、あるおとこのこが目に入る。 「ありがとうございます。わざわざ伝えに来てくれて」 「仕事だからだろ。アホんだら」

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