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撮影会(6)
飼い犬と化した僕の、
鎖のリードを持ったまま…
サエゾウは、シルクの身体を押し倒した。
そして僕の首輪を引いて、
仰向けに寝たシルクの上に誘導した。
カシャカシャッ…
相変わらずシャッター音は鳴り続けていた。
そしてサエゾウが、
鎖を少しぐいっと引きながら、命令した。
「シルクの…口で舐めて」
「…」
「お返事は?」
「…はい」
「はいじゃないでしょ…」
「…わん…」
言われるがまま…
僕は手探りで、シルクのズボンのボタンを外した。
そして下着ごと、それを下ろして
彼のモノを両手で握った。
そしてその先端を、
まさに犬のようにペロペロと舐めた。
カシャカシャカシャッ…
「…んっ…あっ…」
ずっと押さえ付け係に徹していたシルクのモノは、
一気にビクビクと硬さを増した。
僕はそれを少しずつ口に含んだ。
「んっ…ん…」
それは、僕の手の中で大きく脈を打ちはじめた。
サエゾウが、再び鎖をぐっと引きながら、
強い口調で更に命令した。
「自分で挿れて」
「…」
「お返事は?」
「…わん…」
そんな小芝居がかったやりとりも、
僕の妙なテンションを上げた。
言われるがままに僕はシルクのモノを握ったまま…
ゆっくり彼の身体を跨いだ。
そしてそれが僕に命中するように、
自分の腰を落とした。
「…あっ…んん、」
そのまま僕は、いきり勃つシルクのモノを
またドロドロな僕の中に挿入させた。
それは容易く奥まで到達し…
また僕の中で膨張し…ビクビクと、脈を打った。
カシャカシャッ…
「あっ…あ…」
そのビクビクと、シャッター音が…
また僕の身体の芯を疼かせた。
快感に震えるシルクは、
手を伸ばして、僕の乳首を弄ってきた。
「…あっ、あっ…」
それに反応して、僕はビクビクと身悶えた。
サエゾウが、僕を繋いだ鎖を
またぐいっと引っ張って言った。
「ほら、動いて」
「んっ…ん…ああっ…」
僕は乳首をシルクの指に愛撫されながら…
シルクの脈打つモノが、
僕の内側に気持ちよく刺激するように
自分の快感に任せて、自分の腰を上下に揺らした。
カシャカシャッ…
僕のモノもまた…熱くいきり勃った。
「俺の愛犬はいやらしいな…」
そう言いながら…サエゾウは、
僕の首輪をまたぐいっと引っ張りながら…
僕のモノを握った。
「あっ…ああっ…」
そのセリフと行為に
僕の身体は、またゾクゾクと震えた。
それを見たシルクは、僕の脇腹辺りをしっかり抑え、
今度は自分の快感に任せて、腰を動かした。
その動きが、僕のモノにも伝わって…
僕のそれは、サエゾウの緩く握った手の中で踊らされながら、気持ちよく昇り詰めていった。
「はっ…あっ…あっ…」
「んっ…あっ…んんんっ…」
ほどなく彼は、身体を反らせながら、
僕の中に噴出させた。
「…あっ…あああっ…」
ほぼ同時に…僕はサエゾウの手の中に吐精した。
カシャカシャカシャッ…
「はぁ…はぁ…」
息を上げて僕は…
そのままシルクの上に崩れるように倒れた。
「はぁ…はぁ…ん」
同じく息を上げたシルクは…
優しく両手を僕の背中にまわし、
ポンポンと、叩いた。
カシャッ…
ショウヤはそんな様子も見逃さなかった。
「いったん休憩だな」
カイの声が響いた。
…え?
…休憩って言った??
てことは、まさかまだ続きがあるんですか…?
僕は朦朧とした頭で、思った…
とりあえず、いったん僕らは撤収した。
「…汚しちゃって…すいません」
僕はハルトに衣装を渡した。
「そんなの想定内に決まってるでしょ。むしろこんなもんで済んでよかったの?破いてもよかったのに」
無責任な発言はやめてください。
ホントにやりますから、この人たち…
それぞれみんなメイクも落とし…
また再び酒盛りが始まった。
「いや本当に、ありがとうございました。良い写真いっぱい撮れました」
だんだん酔いがまわったか、
ショウヤの口数が増えてきた。
「カオルさんマジ凄いです。また個人的に撮らせて欲しいです」
「はあ…」
「モデル料出しますよー」
そんなにか…
「今日、ここ何時までなの?」
カイがショウヤに訊いた。
「明日まで大丈夫です。ゆっくりしてってください」
「ホント?じゃもっかい買出し行くか…」
「そだねーお腹も空いたし」
まだ終わらないんですか?
僕もう疲れました…
「あ、カオルは留守番でいいからね」
…お気遣いありがとうございます。
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