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第6話起きると

「美咲様、美咲様」 『あーおはよー、あれ』 美咲が立ち上がろとすると ふらついてしまった。 「大丈夫ですか?美咲様    魔王は、手加減しなかった  のですね」 『あの、エロ魔神め  赦さん!!』 『誰が、エロ魔神だ』 『えっ、誰?』 見知らぬ青年が立っていた。 『魔王だ』 『えっ、大きくなってる』 あんなに小さかったのに、今日になって 青年になっていた。 『お前のおかげだ、礼を言う』 『どういたしまして』 美咲は嫌みっぽく言った。 『そんなに、怒らないでくれ。  毎日、するんだから』 『毎日!?そんなの無理だよ』 『花嫁になるんだから  仕方ないよね』 『仕方なくない!!』 (先が思いやられる) とても、不安になった。

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