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第8話夜は・・

『んん』 魔王は、美咲の唇を貪った。 『あっ、待って。話があるん  です』 『なんだ』 魔王は少し怒っていた。 『俺、人間界に戻りたいんです』 『何?何を言っている!!  やっと見つけた花嫁を  逃がすはずがないだろ!!』 魔王が血相を変えて美咲を睨んだ。 『1度で、いいから。  家族が心配なんです』 『そんなの、信用出来ない!!』 魔王は、そう言うとまた口を塞いだ。 『んっんん魔王様お願いです』 『じゃあ、俺の花嫁になる  と誓うか?』 『はい。誓いますからっ』 『じゃあ、俺も行く』 『えっ、分かりました』 魔王は、美咲の事をよほど 手放したくないらしい。 『さぁ、続きだ』 魔王は美咲の体を愛撫した。

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