90 / 96
夢のあと。(8)
おかげで自分のちっぽけなやせ我慢はすぐに吹き飛んでしまった。
丞の一物は宝の内壁の中で膨らみを増し、欲望を募らせる。
「っひ、やっ! おっき!!」
丞の一物が宝の内壁を押し広げる。宝は自分の中で丞が大きく膨らみを増したことで、華奢な身体を弓なりに反らした。
「君がそんな可愛いことを言うから悪い」
もう抑えは効かない。
丞は額に汗を浮かべ、目を閉ざすと、魅惑的なその奥へと身を沈めた。
「そんっ、っは……あっ!」
浅く、深く……強く、深く……幾度となく丞の抽挿が繰り返される。
「っひぅ、ああっ!!」
官能の波に揺られ続ける宝は、やがて限界に達した。
「もっ、ああああっ!!」
身体をいっそう大きくしならせると、自らの精を吐き出す。
ともだちにシェアしよう!